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コスミック出版の塗り絵本についてくる色鉛筆で試し塗り【レビュー】

コスミック出版の『幸せいっぱいのぬりえセット』や『きまぐれ猫ちゃんズの 旅と花いっぱいのぬりえセット』についてくる24色の色鉛筆で塗ってみました。

わたしが持っているのは『幸せいっぱいのぬりえセット』についてきたもので、2018年の夏に書店で購入しました。

色鉛筆は紙との相性のほか、使う人の筆圧や塗り方(スキル)によって塗りやすさの基準が大きく異なります。

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エトコ

雲泥の差があるんだよ~自分の使用感が他のレビューと違うってよくある

わたしにとってこの色鉛筆は扱いにくいものでした。

コスミック出版の24色の色鉛筆は「 本セットのために作られた特製品 」とありますが、それとは違う本に塗ったためかもしれません。

よく使う油性色鉛筆
  • ダーウェントアーチスト
  • ダーウェントカラーソフト
  • 無印良品の色鉛筆
  • ファーバーカステルポリクロモス
  • コヒノールマジックペンシル

試し塗り程度の油性色鉛筆
  • フェリシモ500色色鉛筆(TOKYO SEEDS)
  • ホルベインアーチスト
  • カランダッシュパブロ
  • ステッドラーエルゴソフト
  • KUM色鉛筆
  • トンボ色辞典
  • ロイヤルターレンスヴァンゴッホ
  • 三菱鉛筆No.888
  • 三菱鉛筆No.880
  • コーリン色鉛筆(単色)

たくさん試し塗りをしてきたなかで断トツで使いにくいと感じました。

でも、色は使いやすい色がそろってます

今回はコスミック出版の色鉛筆のみで塗ったのですが、この色鉛筆より軟質よりのものと合わせて使ってみたらとてもよい感じで塗ることができました。

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エトコ

では、どんな塗り心地だったのかみていきましょ~


コスミック出版の
おまけ色鉛筆の使い心地

コスミック出版の色鉛筆で三角模様を塗ったところ
隣り合う色が同じにならないように

これはずいぶん前(2018年夏頃)に塗っておいたものです。

塗って約1年経過していますが、退色はしていないよう。

塗った感じはこんなでした。

  • 芯は硬質(引っかかりはない)
  • 軸は軽い(手が疲れない)
  • 六角軸で塗装がある(すべりにくく持ちやすい)
  • 軸の太さは普通(無印良品色鉛筆と同じ)
  • 濃く塗るとムラができやすい
  • 橙と赤橙がほとんど同じ色
  • 混色による変化があまりない

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エトコ

手が乾燥してるから塗装軸のが握りやすいの

コスミック出版の色鉛筆で混色しながら三角模様を塗っている
色の変化が乏しい

なめらかというよりカサカサしていて、薄めに色がつきます。

濃く塗ろうと筆圧を高めるとムラができます。

濃く塗りたいときは筆圧弱めで塗り重ねがベスト。

混色は……

できなくないけど、きれいに混ざらずまだらになりました。うまいこと混ざらないから色の変化もほとんどありません。

薄くも塗れるけれど、キメが粗くあまりきれいには見えません。たぶん、これはこの本の紙質のせい。コスミック出版の塗り絵本は、もっとキメの細かい紙質で硬めの色鉛筆でも塗りやすいのです。

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エトコ

紙と色鉛筆の相性がよくなったから、使いにくかったのもあるよ

次はコスミック出版の色鉛筆とセットで購入した『森のちいさな女の子』を塗ってみてます。

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削れない鉛筆削りで
ボロボロに……

箱入りのコスミック出版の24色の色鉛筆
購入したときの箱に入れて

鉛筆削りがだめすぎた

今回、塗り終えた後に箱に戻して撮りました。

ひょっこり濃いピンクが見えてますね……。

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エトコ

使った鉛筆削りが悪くて折りまくったの

コスミック出版の色鉛筆の端を揃えて並べてみたところ
短いものがちらほら

購入後、開封して初めて削った時に折れたものが2本。

塗ってる途中で猫に落とされて折れたものが1本、鉛筆削りとの相性が悪くて折れたものが数本、極端に短くなってしまったものも。

削りにくい鉛筆削りでガタガタに削れてしまたコスミック出版の色鉛筆を電動鉛筆削りで削ったものと並べている
電動で削ったら折れなかった

おまけの色鉛筆だし、軸のつくりがちゃちなのかしらと思っていたら、悪いのは鉛筆削りのほうでした。

鉛筆削りを変えるとまったく折れなくなったんです。

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エトコ

先入観ておそろしや~

よく削れる鉛筆削りはコレ

ソニックの電動鉛筆削りリビガク フリーキー で色鉛筆を削っている
ソニックの電動鉛筆削りフリーキーは無駄削りがない

電動鉛筆削りで使っているのはソニックのリビガクシリーズのフリーキー

色鉛筆も削れます。シャープすぎない削りあがりなのと、無駄削りがほとんどないのもよいです。うちでは小型シャープナーでうまく削れなくなった時の助っ人になってます。

ソニックのリビガクフリーキーで削った芯先
フリーキーで削った芯先

小型シャープナーでボロボロになってしまった芯先も、フリーキーで削ると見違えるほどにきれいになりました。

キンキンの芯先にしたいときは、ここからカッターで少しだけ削ります。

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エトコ

いつもはこれくらいとがれば十分

もうひとつよく使っている……いや、今やなくてはならない存在の小型シャープナーはuniの色鉛筆専用削りです。

三菱鉛筆ポケットシャープナーでコスミック出版の色鉛筆を削ったところ
よく削れる小型シャープナーでもきれいにとがる

こちらも電動と同様に、ボロボロになってしまった色鉛筆をきれいに削りあげました。

うちは猫たちが塗り絵の邪魔をしにやってくるので、なるべく芯がたくさん出ないように削れる小型シャープナーばかり使ってます。

これも無駄削りが少ないですよ。

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塗り絵本と画材

『Patterns for Peace』はPosh Adult Coloring Bookシリーズのひとつです。

本の表紙は花模様ですが、幾何学模様や動物模様も多い。

猫パターンはひとつだけ。鳥と草花が目立ちます。

配色によっては北欧柄っぽくなりそうなものもちらほら。

しっかりとした強い線で描かれてるから、がっつり濃く塗りこむのが似合いそう。

Flora Changさんの他の塗り絵本も持っていますが、かぶっている柄はありません。他2冊のような「なんじゃこりゃぁ~(笑)」という濃厚な面白さは薄れてしまってますが、とっつきやすい雰囲気にはなってます。

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エトコ

いろんな色鉛筆やペンの試し塗りに使おうと思ってるよ

参考 Happy Doodle LandFlora Chang | Happy Doodle Land

コスミック出版の色鉛筆はセットのみでは使いづらく感じたのですが、他にメインとなる36色を持っていて、それらと合わせて使うのにはいい色鉛筆だと思います。


色鉛筆の音がすると
すっ飛んでくる猫

コスミック出版の色鉛筆の先端にかじりつくラグドール
あっっっ!という間に先っぽに食いつかれた

色鉛筆が紙にこすれる音がしだすとやってくるファム。

塗っている横に座り込んでしばらくじっと見てる。

「うむうむ、たまには静かにみるんだな」

なぁんて思いながら塗っていたところ、

がしっっっ★

しっかりかじりついている。

やんわり振りほどいて淡々と塗り続けるも、何度だってかじりついてくる。

そのうち……

コスミック出版の色鉛筆を飼い主から奪うラグドール
ああぁ、色鉛筆を奪われたしまった

ググーッとそのまま色鉛筆を奪われてしもた……。

こうなるとどうにもならない、万事休す。

そっと塗り絵本を閉じてその場を離れるのでした。