昨年の梅雨時期に間に合わなかった 『こねこのかくれんぼ』の傘盛りだくさんのページ 。
「来年の梅雨にはこれを塗るぞ!」と 昨年7月から予定していたのにもかかわらず、あっという間の1年経過でまたもやギリギリ。
空から傘が降ってくるように見えたこの線図。
なかなか手ごわかったです。
しょっぱなから失敗して最後まで塗り終えられるかわからない危うい状況でした。
開いた瞬間から「I’m singing in the rain ~ ♪」懐かしいメロディーが流れてくるものだから。
頭の中でぐるぐる流れるメロディーにのって色をつけてみたら……
ぎゃーー!失敗した
塗り絵は
失敗しても完成させる
これまでそれなりに塗ってきて、最初に塗った色が失敗だったという経験はありませんでした。
ブログを書いていなければ、きっとそのまま放置になっていたに違いない。
投げ出したいのをこらえて塗り続けてみた結果、最後まで挽回はできなかったのだけど、失敗を積み重ねて得られるものもありました。
失敗のデータを残すことも上達のひとつの道。
失敗だと割り切れなかったことも、今回の失敗のうちの一つだと思っています。
失敗までの道のりと解決策
一番最初に塗ったこの青緑と黄色の傘が濃いすぎた。
しかも想像していたのとはずいぶん違う雰囲気に……。
すっかり手が止まり、後が続かなくなっちゃって。
ずっと眺めていたら気持ち悪くなる色合いにショックをうけ、しばしの放置タイム。
もうちょい明るいかんじにしたいんだけど、このままでいくと渋くなりそう。
気を取り直して背景から塗ろう!
「雲を明るくしてみればいいのかな~?」と薄紫で塗りまして。
「あーこれ、だめなパターンだ」と気づいてまた放置……。
残りの雲をグレーでまとめてたところで、筆が進まなくなって、また放置。
塗るほどドツボにはまっていってるのがわかるんだけど、なんともしがたく。かといって、このままだと梅雨の間には終わらなさそうだしなんとかしたい。
やばい、やる気がなくなってきた
塗り絵については「どんな失敗してもいいから完成させること」って決めていて。
とにかく終わらせよう
無難に同系色でまとめて塗ってみることにしました。
途中で、隠れたこねこちゃんに癒されながら。
同系色で……?!
ピンク登場(笑)
同系色じゃないじゃん
最後まで色が決まらず残しておいたハートの傘。
青で塗ればよかった~。
最後でまたコケた感(完)
- 背景を淡いモノトーンでまとめる
- 雲の模様はひとつひとつを細かく塗らない
- 目立つ黄色を抑えめに(黄色の比率をもっと下げる)
- ピンクか薄紫のどちらかひとつを選ぶ
- 青緑と黄色のコンビを使いたいなら、もっとシックな色を選ぶ
考えられる解決策はこんなところでしょうか。
失敗から学ぶこと
わたしは塗ったものは大失敗のものも含め全部Instagramやブログに投稿しています。
- どんな風に塗ってたのか
- 塗っていて工夫したことはあったのか
- どんな失敗をしてどう挽回したのか
- まったくの失敗作で心が折れたとか
その時々の記録を見返すたびに思い出すのも楽しいし、そこから失敗するパターンを見つけることもあります。
今回のように塗り始めでいきなり失敗することはこれまでなかった……ハズ。
もし今後も同じように塗り始めで失敗してしまったときは、
「これは新しい表現にチャレンジしろってことなのね~」
ぐらいの気持ちに切り替えていこう。
でね、やってみたかった表現を試したりして、それがいい具合だったなら、次に取り入れていけばいいんじゃないかって。
うまく塗れてる塗り絵で、いきなり新しい表現にチャレンジするのが怖いのだ
これまでちいさな失敗は常々あって、なかなか100%満足に塗り上げたことはないですねぇ。
この先も、試行錯誤しながら自分の好みを探していくのだろうなぁと思ってます。
塗り絵本と画材
どのページにもこねこが隠れててかわいい!
細かなモチーフがごちゃっとしてるのも好みにぴったりで、塗り絵をはじめてすぐの頃に購入してました。
約3年も寝かせることになるとは思ってなかった~
海外版が先で、日本版が後に発売されています。
海外版が90ページ、日本版は112ページ。
日本版は最後の12ページで、こねこがどこに隠れているかの答え合わせが掲載されています。こういうページがあると水彩やペンの試し塗りができていいですね。
残り10ページの違いがどこかはわかりません。
線図は84個。海外版と日本版で変わりはないようです。