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スキムミルクを牛乳に置きかえて焼いたぶちねこ食パン、3ネコ目

ねこ食パンの3回目はぶち猫に挑戦。

レシピはcottaにあるvivianさんのネコパンレシピを参考にしています。

農林水産省の牛乳をどんどん使ってほしいというtwitterでの呼びかけを見て、スキムミルクを牛乳に置きかえてみました。

エトコ
エトコ

乳製品があまり食べられないから少しずつだけど

スキムミルクを牛乳に置きかえる場合、

スキムミルク:牛乳=1:10

スキムミルクの10倍量=牛乳の分量

水分量=レシピの水分量-牛乳の分量+スキムミルクの分量(6g)

となります。今回のレシピで計算すると水分量は、

  • 牛乳……60g(6g × 10)
  • 水……81g(135g-60g+6g)

です。

スキムミルクを牛乳に置きかえると、生地の感じが変わるので注意が必要なんですよね。

エトコ
エトコ

どんな風に変わるのか楽しみ


ぶち猫食パンを焼く

発酵器として使っている水切りかごの中に熱湯入りストウブとパン生地の入ったボウルと温度計を入れている
水切りかごの中で発酵中

手でこねて、一次発酵の途中でパンチをいれました。

これまで食パン生地はキッチンエイドにお任せだったんですが、ただいまキッチンエイドはお留守中。

手ごねでのこね不足を補うのにパンチを入れてみようかと。

パンチを入れる前提で水分を少し多めに仕込んでいます。

熱湯の入ったストウブの蓋をずらしている
ほんの少しストウブのふたをずらして保湿?!

発酵は水切りかごの中にボウルとお湯を入れた鍋(ストウブ14cm)を入れて。

生地が乾燥がちのときは少し鍋のふたをずらすとモワモワ~っと……

水切りかごが蒸気で曇り中が見えなくなっている
蒸気をあげすぎると温度チェックしづらくなる

蒸気をあげて乾燥しすぎるのを防いだり。

ボウルにふきんがかけているため、直接水滴が生地につくことはありません。

水切りかごのふたが曇り、中が見えなくなってしまうのが難点。

エトコ
エトコ

温度の確認がしにくいなぁ

猫の食パン型に生地を詰めている
ネコパン型に2種類の生地を詰めている

一次発酵後、ベンチタイムを経て成形。

やわらかくて扱いやすい生地。

この、ふにふにぷにぷに手触りのいい生地、めっちゃ気持ちよい!

いつまでもいじっていたいくらい。

エトコ
エトコ

この生地はにおいも良かったよ!牛乳かな

耳の部分は47gにしてみました。

レシピでは40gなんですが、耳の部分のサイズが大きいとどうなるのか見てみたくて。

あとはレシピ通りに作業を進めています。

水切りかごの中でお湯を入れたストウブの上にパン生地を置いて二次発酵している
ストウブに40℃のお湯を入れて発酵している

鍋の上で二次発酵。

この方法での発酵は温度が見えなくて、コントロールが難しい。

なんどもチラ見するから温度が下がりやすいのかもしれませんね。

エトコ
エトコ

見直しポイントかなぁ

45分ほどで発酵を切りあげてオーブンへ。

200℃で30分焼きました。

網の上にネコパン型が置かれている
焼き上がり直後のねこ食パン

このタイミングが一番緊張する。

いきまーすっ!

カパッ!!!

ネコパン型のなかに焼きあがったねこ食パンが入っている
焼きたてほやほやのねこ食パン

あっ……

エトコ
エトコ

ぶちがずれて、耳が丸くなってる

ココア生地がもうちょい頑張って横に伸びてくれるかと思いきや、プレーン生地にグイグイ押しやられてしまってますねぇ……。

あご部分の発酵がいきすぎたねこ食パン
すこし発酵が行き過ぎたかも

横から見ると中腹らへんでココア生地が健闘しているのがうかがえます。

エトヲ
エトヲ

プレーン生地の元気がよすぎたんかな

型に詰めるときの反発力も関係してるんでしょうね。

プレーン生地、元気いっぱい型のすみずみまで伸びてくれちゃって。

端っこがカクカク(笑)

ぶち猫模様のねこ食パンの底面
ぶちねこ食パンに見えるかな?

底面はしっかりねこ食パンの形になってます。

底面の感じで生地を詰めたはずなんですが、発酵でだいぶん模様が変わってしまいました。

こういうところがパン焼きの面白いところ。

カットしてみると……

ぶち猫食パンをカットしている
ねこ食パンの上部をカットした断面
エトヲ
エトヲ

ぶちっぽくなってるぞ!

模様の切り替え部分がカクッとしてるけど、ぶちっぽいね!

クラム(身)もふっくらしていていいにおいがしてる。

ぶちねこ食パンの輪郭部分のアップ
生地がつまった感じのない輪郭部分

前回気になっていたクラスト(皮)付近の詰まりもなくて。

ぶち猫食パンの耳部分のアップ
耳も生地のつまった感じはない

ねこ耳のあたりもキメの違いはあれど生地は違和感なくつながってますね。

今回、けっこういい線いったんじゃないかしら。


切るたびに模様が変わる
ぶちねこ食パン

カットしたぶち猫食パンを軽くトーストしている
温める程度に軽くトースト

カットするたびに模様が変わっていって、これはこれで楽しい。

耳部分のココア生地が斜めに膨らんでいる
ココア生地が斜めに膨らんで模様を作っている

耳の部分やココア部分が斜めに膨らんでいってるから、カットするたびに模様が変化していくんですね。

はじめから狙った形で色を出すのは難しそうだけど、チャレンジしていくぞ!

お味はとてもおいしかったです。

軽くトーストしてさっくりしたてをペロリと食べちゃいました。

香りもよく、パサつきなく、フワフワしていて後味もよい。

ほんの少し口残りがあったのだけど、これは牛乳に置きかえたからもしれません。


参考レシピ

パンチを入れたり、牛乳を使ったり、少々アレンジしてしまいましたが、おいしいパンが一発で焼けました。

べたつきもなく扱いやすい生地なので、他の模様にもチャレンジしてみようと思ってます。

使用したのは、はるゆたかブレンド。お値段はしますが国産小麦のなかでは扱いやすく、癖のない食べやすいパンが作れます。