7月も終わろうかというのに梅雨の明けない関東地方。
もったりとした空気をかき分けて歩くような日々が続いていました。
今日はまぶしいほどに晴れわたってるけど梅雨明けまだ?
週末はまた雨らしいのな
たまらない高湿度から連想してカタツムリを塗ることに。
色鉛筆を
塗り重ねる順番は?
以前は色を塗るときに、
- 濃い色から塗るか?
- 淡い色から塗るか?
で迷うことがあったのですが、最近はほとんど迷わなくなりました。
最初に塗る色がポイントになるのだと気づいたからです。
あとはいろんな塗り絵をいつも同じ色鉛筆で塗っているのもあるかと思います。加減がわかってきて、なんとなくできあがる色の予想がつくようになってきました。
とはいえ、いつも使っている色鉛筆限定なんですけどね。
使い慣れていない色鉛筆はまだまだ~
先に塗った色は最後まで影響する
上の実は、赤色と緑色を先に塗って黄色を重ね、足りなければ最後に赤を足して調節します。
赤みの強い色を作りたかったので、最初は赤から塗りました。最後に塗った黄色の上から赤を重ねると、さらに赤みを強めることができます。これは最初に赤を塗っていたからです。
黄みの強い色を作りたいときは、黄色を最初に薄く塗って、赤色と緑色を重ねます。黄みが足りなければ黄色を重ねて塗ると、さらに黄みを強めることができます。
黄みの強い色を作りたいのに赤を最初に塗ると、赤の加減が強すぎた場合に失敗します。
ふわっと仕上げたいなら薄い色から軽い筆圧で塗るのがいいよ
陰影をしっかりつけたいなら濃い色から?
そうなるね。重ね塗りがどの程度得意なのかは色鉛筆の種類にもよるし、そもそも筆圧の調節が上手なら塗る順番はそこまで関係ないと思う
ダーウェントのカラーソフトは同社のアーチストほど混色が得意ではありません。
下に塗った色の上に粒子がのっかている感じ。
混ざってはない。
この塗り絵本のようにキメが粗めの紙に塗るとよく見えます。
ダーウェントがブレンダーを出してるのは、カラーソフトのためなのかな
背景に色をつけると見え方が変わりますね~。
濃く塗りすぎたなーと思っても、他の場所を塗っている間に徐々に色が落ちていき、最後にはちょうどよい濃さに落ち着きました。
濃く塗りすぎたと思っても、背景入れるまで様子見するのもあり
ごくごく薄塗りでクリーム色をつくる
こちらは家をクリーム色で塗りたくて、作れないかと試してみたところ。
カラーソフトにもクリーム色( C010 )はあります。
このC010って便利な色でどんどん減っていくですよ……。たぶん一番になくなるんじゃないかしら。
作れるものなら近い色を作りたいってことで挑戦。
- 最初に薄橙色を軽く塗って、
- 黄色をごくごくうすーーーく重ねて、
- 白色で調節したらできあがり。
物足らないくらい薄く塗れば、C010にかなり近い色が作れます。
薄橙色(C570)は薄くしか色がつかないから、少々塗りすぎるくらいでも大丈夫。
黄色は塗りすぎると強く色がでるので、かすかにかするぐらいの薄さで塗り重ねました。
配色がハマると
塗るのが速くなる
今回の色合いはすごく好みでお気に入りです。
最初に決めたのはカタツムリの色。
なるべくぬるぬる感のない色(?!)を選んでみたつもり。
カタツムリの色が決まれば、そこから思い描いた雰囲気と合いそうな色を選んでいって、とんとん拍子に作業が進み、あっという間に塗り終えました。
塗ってみた色が想像していたのとぴたりとハマっていると、塗るスピードが速くなるようです。(私の場合)
モチーフのひとつひとつで迷ってる時間のロスがないからでしょうね。
いつもこのくらいのスピードで塗れるとよいんですけど、なかなか難しい。
塗っているところへ、のぞきに来た夫がカタツムリの色に驚いたようす。
へぇ~、赤?ピンク?のカタツムリねぇ
塗り絵はなんでもありなのだよ(笑)
前回は塗り始めてすぐに失敗してげんなりしてたんですが、今回は最後までするすると塗れて気持ちよかった~。
それでも失敗はしてるんだなぁ
背景でカタツムリの周りをぼんやりぼかしてグラデーションにする予定だったのに、夢中で塗ってたらすっかり忘れて全面べた塗りしてしまいました。
塗りながら迷ってしまったのがこちら。
カタツムリのしっぽ(?)線のつながりがどこかわからず、うにょうにょもカタツムリ色にしてみました。
Instagramで探してみたら、「もしかして、これ草だった?!」ってなりましたが、まぁ、よいでしょ。
塗り絵本と画材
虫比率が高め。森やトロピカルなど春夏秋冬の動物たちが描かれてます。可愛らしさは前作ほどではなくて、ややリアルより。
参考 Rita BermanInstagramくっきりはっきりした線画で細かすぎず塗りやすい。作者のようなはっきりとした色塗りが似合います。
昆虫系をどう塗るかが課題ですなぁ~。