お昼の太陽の下でみると地味で存在感のないこの入れ物。
でもね、夜の照明の下でみると煌くビーズが艶やかな雰囲気を醸しだす。
何が入っているのか開けてみたくなる、そんな入れ物に変身するのです。
入れ口をひらくと……
そう、これは眼鏡ケースでした。
微妙な色の濃淡にお気づきでしょうか。
一見するとランダムなようで、実は規則正しくならべてあるビーズ。
ひし形の模様が浮き出るようにビーズを編みこんでいます。
色の変化と模様の組み合わせ方でビーズの部分がゆらめいているように見える。これはたぶん、目の錯覚というやつでしょう。
狙ったわけではなかったのですが、編んでいるうちに気がつきました。
この目の錯覚を利用すればもっと面白い作品ができそうですね。
今回は編みながらデザインを考えていったので、編み図等はありません。幾度となく解きながら編んだので、糸が切れやしないか心配でした。
少々毛羽立つところもありますが、糸は切れることなく最後まで編めました。
エトコ
クッション性はないけど、小さめサイズだから鞄のぽっけに収まるの