『腐れ縁とは、切るに切れない(切りたいけど切れない)縁』というふうに、あまりよろしくない意味だと解釈してました。
「わたしたちって腐れ縁だよねぇ。」
そう言ったのは、数十年来の友人でした。
な、なにをいきなり…
腐れ縁という言葉をどう受け取ればいいのか。
戸惑いつつも「え~それってなんかひどーい。」と答えたわたし。
「なんでぇ~?だってさぁ、90歳のおばあちゃんになってもこのまま延々と縁が続きそうだし、いいじゃん、そういうの。めったにない縁だと思ってる!」
彼女にとっての腐れ縁はとても良いご縁のことだそうで。
なるほど、そうか、そうなんだと納得。
腐れ縁って良い意味も悪い意味もあるんですね、知りませんでした。
お恥ずかしい
腐れ縁は
思い込みで続く縁
お互いに、
『ずーっとこの縁は続いていく』
と、当たり前のように思い込んでいるうちは、縁がつながっていくのだと考えています。
意識して、努力して続けていくのとは違う、もっと自然なもの。
思い込みからふと気づいたとき、ぷつりと縁が切れるのではないでしょうか。
幼なじみとは切れそうで切れない縁でつながっていて、かれこれ35年以上は続いてます。進学や就職などライフスタイルの変化で離れることがあっても、数年後にはまた近くで生活する環境になったりする。
示し合わせたわけでもないのに不思議だね、って2人でよく話しています。
わたしが結婚して九州から離れ、北関東に引っ越してきてからは、さすがにこっちに来ることはないだろうと思っていたら…10年後、幼なじみの旦那さんの転勤で家族全員で関東に引っ越してきた!
これには驚いた~
お互いべったり依存する関係ではなく、それぞれの暮らしや人間関係には干渉せず、ただ気ままに会って色んな事を話して笑って過ごす。けれど、相談事には真摯に向き合いアドバイスをしあう仲でもあって。
いつでも彼女の決断を応援していたいし、幸せに過ごしているのならそれでよいなと思う。
遊びにきた!
幼なじみの娘ちゃん
夏の終わり、幼なじみが娘ちゃんを連れてわが家に遊びにきました。
今年で10歳になる娘ちゃんの年齢の頃には、すでに幼なじみとは親友でした。娘ちゃんに初めて会ったとき、容貌や性格が10歳の頃の幼なじみにとてもよく似ていて思いがけず笑ってしまいました。
幼なじみがタイムトリップしてきたようで嬉しくてね、頬がゆるんじゃうんだよ。
お話する様子や小食なところも、人見知りするところまでそっくり。
幼なじみはというと「自分にそっくりすぎて嫌になる」と苦笑い。
よいじゃないの、見ているこっちは楽しくてたまらない。
娘ちゃん、手芸が好きなそうで、刺繍やレース編みをみては目を輝かせてました。近くに住んでいたら一緒にしたかったけど、1時間半の距離はちょっと遠いよねぇ。
あと塗り絵にも興味を持ってくれたので、少しだけやってみることに。あれこれペンを選びながら楽しそうに塗ってましたよ~。
おばちゃんずはお話に花が咲いちゃって、まぁ、いつも通りな感じで過ごしてました。
おやつ食べて、塗り絵して、にゃんこーずと戯れてあっという間に帰宅の時間。
抜け殻にゃんこ
人見知りをする新米にゃんこ(ファム)。
この日は珍しくお客様の前に姿を現して、一緒に遊んでくれてました。
なでまわされても嫌々せずにだらっと脱力。
これぞラグドールといった感じ。
お嬢にゃんこ(ラビ)は「かわいぃぃぃぃ~。」のお言葉をいただいたら、さっさと雲隠れしてましたね。
来客があるときはいつも「可愛い~。」と言ってもらうまではウロウロしてます(笑)
お客様の接待ありがとう。
にゃんずに、感謝!