先日から使い始めたオーブンは、デロンギのコンベクションオーブンEO1900J。
EO1900Jの後継機はこちら EO1900Jよりサイズアップしています。
コンベクションオーブンは、ファンで熱を対流させて、庫内の温度を一定に保つことができます。
コンベクション機能は、電気タイプのオーブンではデロンギしかありませんでした。ガスオーブンにはついている機能なんですね。賃貸住まいのわが家でガスオーブンの導入は無理だと諦めていました。
熱風でムラなく焼き上げられるとのこと。外はカリッと中はジューシー(ふっくら)な焼き上がりになるらしい。
パン作りがもっともっと楽しくなりそうですね!
これまで悩んでいた焼きムラ解決の糸口になればいいな、と思いこのオーブンを選びました。
レトロなデザインもいいよね
デロンギコンベクションオーブン
EO1900JとEO1258の違い
いざ購入しようと調べていると、パンが焼けるサイズのコンベクション機能付きオーブンはEO1258とEO1900Jの2機種ありました。
EO1258は EO1900J の後に発売された機種です。
機能のバージョンアップはなく、本体(ふたの開閉部分)や付属部品の形状などが少し変わったようです。
ざっと見て EO1900J と違うところは、
- 天板は深さ2cmと4cmの2種類
- 上下区別なしのワイヤーラックが2つ
- 四角いピザストーン
の付属品があるかどうか、くらいです。
EO1900Jの火力や庫内の広さ
予熱で250℃を超えていった
購入するとき、一番気になっていた火力。
グリルで予熱していると温度計が250℃を超えているのに、加熱が止まる気配もなく、どこまでも温度が高くなりそうで怖くなったので止めてしまいました。
庫内が狭いので、240度で予熱をしても15分とかからない。
これだけ火力が強ければ、わたしには十分すぎるほど。
しかも予熱完了が早いこと!
扉をあけると一気に温度が下がるが、元の温度に戻るのも早い。
焼いておいたパンを温めるとき、パンを水にサッと通して240℃で予熱したオーブンにポイっと放り込む(天板じゃなくて網の上)。
待つことと3分ほどで、
バリッ!カリッ!ほわわぁ~ん、
の焼き上げたときと変わらぬおいしさが戻ってきます。
扉を閉じてから高温に戻るの早いからこその技ですね。
軽く感動ものだよ。買ってきたパンもおいしく温められるの
庫内はせまい、一般的なオーブンの2/3くらい
食パンは窯伸びしない1斤は焼けました。窯伸びが大きいものは焦げるかと。
庫内はせまくても型を使わないパンなら問題なし。
粉量300g以上の分割しないハードブレッドはてっぺんが焦げることもありました。
お菓子類はあまり焼かないのでわかりません。
焼きムラは、小型パンを天板にならべ過ぎなければ大して気にならない程度。
それでも、途中で天板を前後入れ替えたりは必要です。
型を使うなら途中で前後を返したほうがきれいに色がつきます。
グリル機能は片面焼きが使いやすい
グリルを使うためには、5分ほどの予熱が必要です。
思い立ったらすぐ!とはいかないんですねぇ。
オーブントースターのほうが起動が早い。
トーストは、厚めの食パンならグリルまたはオーブンのどちらでも、表面カリッ、中身はホワリと焼けます。
パサつきの気になる薄めの食パンは、グリルでサッと焼くのがおすすめ。
ハンバーガーやマフィンなどの切り口を焼くのも、グリルで。
トースターと違って、アルミがなくても片面だけこんがり焼けるのは素晴らしい。
パンだけでなく、焼き魚もグリルで焼きます。
カリッと焼けてうま~い。焼いたあとは網と網の下に敷いた水入りの天板を洗うだけなので、コンロのグリルを取り外して洗うよりお片付けが楽。
EO1900Jの後継機 基本機能は変わっていませんが上限温度が220度になっています。
温度調節がむずかしい
さて、庫内がせまいのは残念だとしても、それ以上に魅力たっぷりのオーブン。
なんだか難しいのです、このオーブンの温度調節!
自動ベイクではないので、温度計とパンの様子とを見比べながら、少し先を予測しつつ温度を調節しなければなりません。
油断すると、いとも簡単にお焦げができてしまいます。
このオーブンで上手に焼こうと思うなら、サーモランプに頼らず、勘を掴むまで温度計を見ながら練習あるのみじゃないでしょうか。
おわりに
長くなりそうなので、ここらへんでレビューはおしまいにします。
あとは使いながらレポしていきます。
このオーブンは、一筋縄ではいかないのですが、そこがいい!
多様なコンベクション、オーブン、グリル、スローベイク、これらの機能を駆使すれば、大抵のものは満足いく焼きあがりになるのではないでしょうか。
これからのオーブン料理がとても楽しみでなりません。