気になるならすぐに作ればいいのだけど、好きなものほど後の楽しみに、とっておく。
ゆっくり発酵のプチパンから、やっとここまで辿り着きました。
「ゆっくり発酵カンパーニュ」より、基本のカンパーニュです。
湿度も温度も高い夏季は粉買いを控えていたというのに、今年は涼しかったものですから、例年に比べてよくパンを焼いていました。
そうすると、あっという間に粉切れに。
そういうときに限って突如カンパーニュが焼きたくなってきて、「いやいや、粉もイーストも切れてるでしょ。」とか抑えてみてもだめ。
猛烈に焼きたい衝動にかられ、近所のコーヒー屋さんにひとっ走り。
ソレドォルとコーヒー豆を買ってきました。
イーストも全くなかったので、パネトーネマザー粉末を使うことに。
ソレドォルという粉を初めて使いました。
べたつきも少なく、こねやすい、まとまりやすくて扱いやすい。
本の通りの時間指定だとこねすぎになっちゃいそうです。
今回、パネトーネマザー小さじ1ほど入れてみたのですが、一次発酵(30℃)に3時間ほどかかりました。いつものゆっくり発酵パンより少し時間かかかるかどうかという程度。
さて、勢い込んで焼いたパンのお味はというと、ライ麦粉と全粒粉におされて、ソレドォルの風味はどこか遠くへいってしまったようです。
エトコ
もったいない使い方だったような・・・
リュスティックのようなパンのほうが、粉の味がしっかりわかったのかも。
参考レシピ
加水や粉の配分などいくつもバリエーションを変えたカンパーニュのレシピが載ってます。高加水のものは難しそうだけど、チャレンジしがいがありそう。