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春に向かいつつ冬を惜しむ『Winter Wonderland to Color』

春を控えてグッと冷え込む2月。

今年も暖冬だといわれていますが、さすがに2月はそうともならないようで。

寒い、寒いと身をちぢこませながらInstagramを眺めていると、春らしい色合いの素敵な塗り絵がたくさん投稿されてるではないですか。

https://etoko.net/wp-content/uploads/2019/04/etokoureshii.png
エトコ

いいな、いいな!わたしも塗りたいな~

っとその前に、ちょっくら冬っぽい塗り絵 『 Winter Wonderland to Color 』 に寄り道していきたいと思います。


ダーウェントアーチストと
ウォーターカラーで塗る

Winter Wonderland to Color 』の著者はFlora Waycottさん。

Flora Waycottさんはイギリス出身のアーティスト兼イラストレーターで、Instagramを通してその存在を知りました。

Instagramに投稿されているイラストが好みで、そのなかでも猫のイラストがとてもかわいい。

https://etoko.net/wp-content/uploads/2019/04/etokoQuestion.png
エトコ

塗り絵本など出版されてないのかしら?

と探してみたところ、ありましたありました。

探し当てた当時はAmazonでの取り扱いはなく、ずーっと待ち続けて3年越しの購入となりました。

https://etoko.net/wp-content/uploads/2019/04/etowoegao.png
エトヲ

よくそんなに長く待てるよなぁ

現在、わたしが持っているのはこの本を合わせて計3冊。どれもパステルカラーが似合いそうな可愛い塗り絵です。

参考 Flora Waycott(@florawaycott)プロフィールページInstagram

ダーウェントアーチスト( DERWENT ARTISTS)のみで塗る

『 Winter Wonderland to Color 』のタイトルページをダーウェントアーチストで塗っている
Winter Wonderland to Color 』よりタイトルページ

まずは内表紙から。

紙質は薄くも厚くもなくほんの少しざらつきはあるものの、どちらかというとツルッと寄り。

ダーウェントカラーソフトやカランダッシュパブロあたりの色が似合いそうだな~と思いながら、ダーウェントアーチストで塗りました。

https://etoko.net/wp-content/uploads/2019/04/etokoprof.png
エトコ

まずは好きな色鉛筆でお試しするのだ

ダーウェントアーチストは硬めの色鉛筆。

この紙質との相性は悪くはないけれど、あともうひと押し欲しい。

ダーウェントアーチストでこの感じだと、他はどの色鉛筆でも快適に塗れるんじゃないでしょうか。

ダーウェントアーチストで塗った植物と小鳥
お気に入りのところ

真ん中から左半分を冬をイメージして、右半分はやや春っぽくと塗ったつもりが……

葉をくわえた小鳥と植物をダーウェントアーチストで塗っている
ここの部分のみ見ると気にならない

右下あたりの黄色が強すぎて、なんだか浮いてしまいました。

もうちょい冬っぽく控え気味の黄色を使えばよかったと反省。

そうして、もうひとつ反省したのが雪の塗り方。

屋根に積もる雪の表現に自信がなくて、ネットでいろいろ読んで試してみたのだけど、やっぱり自信がなく。

写真ではよくよく目を凝らさないと見えないほど、うっすら色づけした程度で終わらせてしまいました。(実物ではちゃんと見えてますよ~)

https://etoko.net/wp-content/uploads/2019/04/etokoQuestion.png
エトコ

肉厚のぼてっとした雪はどうやって塗ってるんだろ

参考になった動画はこちら。

参考 Spotlight Colouring Tutorial: How to Colour SnowYouTube

雪はふわっふわっと塗るものだと思っていたのですが、雪にしっかり陰影をつけてもよいのですね。パウダースノーというより氷っぽい雪という感じでしょうか。

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ダーウェントウォーターカラー(DERWENT WATERCOLOUR)のみで塗る

新旧3世代のダーウェントウォーターカラー水彩色鉛筆が並んでいる
20年以上前のものから最新パッケージのものまで

手持ちのダーウェントウォーターカラーで古いの(REXEL時代)は20年以上前のもの、新しいのは最新パッケージ(紺色)のもの。

水色のはその中間のもの。こちらは長年、画材店の棚に並んでいたものでバーコードがべったり貼りついています。

https://etoko.net/wp-content/uploads/2019/04/etoko.png
エトコ

バーコードはがすの大変すぎたから、このまま使ってるよ

どんだけストックあるんだってくらい好きな色合いの水彩色鉛筆。

色はダーウェントアーチストと同じ。

水で溶くと彩度は低いままで色が強くなります。

ダーウェントアーチストは薄づきのが難点なんですが、そこをクリアしたのがこのウォーターカラー。

ダーウェントインクテンスのような派手さはないけれど、落ち着いたほっとする色彩が魅力。

『 Winter Wonderland to Color 』のネームページをダーウェントウォーターカラーで塗っている
Winter Wonderland to Color 』よりお名前ページ

紙は水を吸ってもモロモロしてきませんでした。

水彩色鉛筆の色溶けもスムーズで色の伸びもよく、塗りやすいです。

ただ、やや少なめの水加減で塗っても紙がベコベコになるので、水加減に注意が必要。

両面ページを水彩で塗るのは難しそう。片面を塗ってしばらく時間を置いて、紙が平らに戻ってからであればいけるかも。

ダーウェントウォーターカラーで塗った植物の実らしきもの
キャンディみたく塗ってみたものの……

つぼみのようなこの丸くて真ん中に星があるこれは色に迷いました。

松ぼっくりの葉っぱみたいなのがついてるんですけど、これ何なのでしょう。

ダーウェントウォーターカラーで塗った葉っぱのようなもの
この葉っぱは失敗
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エトコ

なはははは、色選びに詰まって変なことに

赤がまずかったのか、色選びがまずかったのか。

悪目立ちするここは最後まで塗り残し、えいやぁ!で塗ってチーン……となったところ。

今、こうやって記事を書きながら見返してみても、どう塗ったらよいのか皆目見当がつかず。

最後の最後で……もうね(笑)

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エトコ

失敗といえば次のも……

『 Winter Wonderland to Color 』のスケート靴のページをダーウェントウォーターカラーで塗っている
Winter Wonderland to Color 』よりスケート靴のページ

背景をどう塗ればいいのかわからなくなってしまって、これまたチーン……となった1枚。

背景で撃沈した『Singin’ in the Rain』が脳内で延々とリピートされる塗り絵彷彿ほうふつとさせるものがありまして。

この塗り絵、最初に背景から塗ったんです。

いきなり背景に色をのせすぎた。

背景がもともと賑やかだったのもあり、収拾がつかなくなりました。

背景かスケート靴のどちらかをモノトーンに近いくらいの配色にして、対比させてみればよかったのかも。

ダーウェントウォーターカラーで塗った塗り絵の背景にほんのり色を足している
見えるか見えないかくらいほんのりピンク色

背景真っ白も寂しいなぁ、ということで無難にスケート靴のまわりのみほんのり色をつけました。

ほんとほんのり……(笑)

この状態から、なにをどうすれば全体をまとめられるのかわからず、手が出ないためここで完成とします。

塗り絵もサボるとダメですねぇ。

https://etoko.net/wp-content/uploads/2019/04/etokoehehe.png
エトコ

あまり間をあけすぎないよう塗っていこう

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塗り絵本と画材

著者のFlora Waycottさんのホームページに本書の紹介ページがあります。

さらりと内容が見れますよ。

参考 『Winter Wonderland to Color』紹介ページFlora Waycott

『Winter Wonderland to Color』は濃いめのべた塗りも似合いそうな可愛い線画です。ほとんどのページに文字が入ってます。

猫が登場するのは2ページくらい。

きつね、ウサギ、トナカイが1ページずつ、小鳥が数ページ。

植物、雑貨や食べ物が多め。

木箱から出して、色鉛筆ケースに入れて使用しています。軸は粗いですが色はきれい、重ね塗りは手加減によりけりで混色は得意だと思います。どう塗り込んでも濃くは塗れません。


久しぶりの
ファム画伯登場

塗り絵の撮影を邪魔するラグドール
あたしの後頭部でも写しときにゃ

久しぶりに塗り絵の撮影をしていたところ、興味深げにファム画伯が登場。

しばらく居座っていました。

うつむいているラグドール
深刻そうな表情でじっと凝視するファム画伯

ファムは色鉛筆が好きなようで、色鉛筆で何か(塗ったり削ったり撮影したり)していると必ず様子を見にきます。

今回ももれなく様子を見にやってきました。

何をするでもないんですけどね、み~て~る~だ~け~。