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猫と人が快適に暮らすために用意した間取り

猫たちが家の中で楽しく過ごせる間取りの工夫はパパッとすぐに思いつきました。

ところが、人と猫が気持ちよく暮らせる間取りの工夫となるとそうはいかず。

建ってもない家をイメージしながら、あーだこーだ考えたところで、さっぱりアイデアのかけらもでてこない。

エトコ
エトコ

なにかしら考えつくんだけどどれもどれもイマイチでさ

そこで、現在住んでいるマンションだったらこうしたい!と日頃から思っていることを実行することにしました。

  • 猫の脱走防止
  • 猫の侵入を無理なくブロックする仕組み
  • 猫の誤食を防ぐ

上記の希望を盛り込んだ結果、猫にも人にもストレスがかかりにくい間取りができたように思います。

現段階では間取り図でしか説明できませんが、暮らし始めてどうかは後日レポートしていきますね!

エトヲ
エトヲ

引越してからの宿題だな

猫目線で考えた間取りについて
猫のためにしたこと、しなかったこと【間取り】窓の家での猫暮らし


ドアを最小限にして
引き戸を選ぶ

家のドアの数は2つのみにしました。

玄関とお風呂場です。

開け放った窓からの風にあおられて、または軽く押したつもりが予想以上に勢いよく閉まったときのバタン!!!というドアの音に心臓が縮みあがります。

もしもそこにたまたま猫がいたら……

エトコ
エトコ

ダメダメダメ!!!

ヒヤッとすることを減らしたくて、どうしてもというところ以外はすべて引き戸にしました。

猫と暮らすために追加したのは下記の2か所。

玄関の引き戸

窓の家の間取り図で玄関に引き戸を設置したところを示している
猫たちの飛び出しを防ぐ引き戸

玄関フロア(廊下?)とリビングの間に引き戸を設置。

猫の飛び出し防止のためと、暑い時期に玄関で猫たちがゴロ寝するのを防ぐため。

現在の住まいはタイルだけど、窓の家ではモルタル!

ぞうきんで拭くわけにもいかないから、たぶん掃き掃除になりますよね。

そんなところでゴロ寝はまずい……。

エトヲ
エトヲ

猫たちが砂まみれになるのか

普段は閉めっぱなしにして置く予定。

階段下の引き戸

窓の家の間取り図で階段下の引き戸を示している
階段下に上下階を区切る引き戸をつけた

階段下に引き戸をつけ、上下階を仕切れるようにしています。

猫の脱走防止と、猫と同じフロアにいるためのもの。

エトコ
エトコ

防犯の役割も兼ねてるよ

夜間休むときは猫たちと一緒に2階へ。

家中の窓を開け放つときは猫たちと同じフロアにいることができるように。

窓の家の標準の窓についている網戸は、猫が本気で脱走しようとしたらあっという間に突破されてしまいそうな作りなのです。

エトコ
エトコ

網戸の編みがゆるめなの

網戸によじ登る猫がいる場合は、つっかえ棒を使って阻止できるようにするなど何かしら対策が必要だと思います。

エトヲ
エトヲ

うちは2匹とも網戸には関心がないな

階段下の引き戸のおかげで、階段下収納の扉をドアにしなくて済みました。

天井から吊るすタイプなので床にレールがなくてすっきり。

気をつけないといけないのは、階段下収納を使うには2枚の引き戸を開け閉めしないといけなくて、収納に工夫が必要なこと。

忘れっぽいエトコ
忘れっぽいエトコ

よく使うものは入れないようにしないとだ

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猫の居場所を決めない

ラグドールが木製のキャットケージに入っている
しっかりとした作りの木製キャットケージ

賃貸住まいのころからずっと同じキャットケージを使っています。

古い物件に住んでいたため、万が一のときを考えてちょっとやそっとじゃつぶれない頑丈なケージを設置して、猫たちの緊急避難場所としていました。

エトコ
エトコ

緊急避難警報や地震があったらまずは猫たちをケージに放り込んでるよ

このキャットケージ、飼い主としては猫たちに普段からお部屋として使ってもらいたいと思っているんですが、まぁ、もう、ちーっとも使ってもらえません(笑)

エトヲ
エトヲ

具合が悪いときくらいだな

お食事するところとトイレ置き場となっております。

そんなもので、小さな窓の家ではキャットケージを置くのをやめて、代わりにキャリーケースをすぐ手に取れる場所に置くことにします。

あまり使ってもらえないケージを置いておくより、サッと持ち出せるキャリーのほうが使い勝手がよさそうです。

エトコ
エトコ

両腕に猫を抱えてケージまで走っていくことがなくなるんかな

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猫の侵入を防ぐ工夫

以前住んでいた賃貸の部屋
以前住んでいた賃貸のお部屋

家の中には猫たちに近づいてほしくないところがありまして。

それは衣類を収納しているクローゼットと観葉植物のあるところ。

エトコ
エトコ

トイレもちょっと困るなぁ

サンルームを作ったことで猫たちの行動範囲を自然と制限できそうです。

観葉植物用のサンルーム

窓の家の間取り図でサンルームの説明をしている
大きな窓を設置したサンルーム

いま、1.5m四方のエバーフレッシュを育てています。

一応、猫に無害とされてはいますが、猫がくわえそうになるとやはり気になる。

わっさわっさ揺れる枝葉が面白いらしく、猫たちがちょいちょいちょっかいを出すのも気になる。

ファムが仔猫の頃は何度か飛びつかれて鉢ごと倒れたことも。

毎年、初夏から秋まではエバーフレッシュをベランダに出してお世話しています。

そんな気苦労から解放されて、のんびり観葉植物を育てられるように2階の寝室横にサンルームを作りました。

一定の光と朝日が入るように北と東に大きな窓を作り、昼夜の温度差が広がりすぎないよう南面からは離れた場所を選んでいます。

クローゼット側の窓を開ければ3方向からの風通しも確保できるため、植物に無理のない環境で育てられるのじゃないかと考えました。

クローゼットの出入口を制限

窓の家の間取り図でクローゼットへの出入りのしかたを示している
サンルームは様々な用途に使える

サンルームを作ったのは観葉植物のためだったのですが、思わぬメリットもありました。

猫に侵入されたくないクローゼットへの出入りは、このサンルームからのみ。

猫に侵入されずに、西北東の窓を開放して風を通すこともできます。

猫がトイレで用を足しているなら、サンルームの奥の引き戸から出入り可能。(猫のトイレを邪魔しない)

多頭飼いで起こりうる猫同士の激しいケンカがあったときは、サンルームを使って一時的に隔離することもできます。

エトコ
エトコ

いろいろ使えるようにサンルームは寝室と同じくらいの広さにしたよ


おわりに

他にも猫と人が快適に暮らすために設置したものがあるのですが、特に猫を強く意識して設置したものを今回の記事にまとめました。

書いていて、なんというかまったくもって「ネコハウスだな」と。

ずっと猫と暮らしていたくて建てる家なのだから、そりゃそうなるんですが。

飼い主がいまのようにきびきび動けないお年頃になっても、猫と気持ちよく暮らしていけるような間取りを考えました。