手前からダーウェントのウォーターカラーインペリアルパープル23とクリムゾンレーキ20、その奥にステッドラーのカラト124 – 29とカラトアクェレル125 – 6。
色がのらない水彩色鉛筆を使いたいとき試すこと で少し触れましたが、紙に水彩色鉛筆をドライで塗りつぶしてから水筆でなぞると、水彩のような雰囲気になります。
使用した筆はホルベインの水彩筆。
各色ごとに筆をしっかり洗って、ティッシュで筆の側面を軽く2回押して水分を拭き取ってから色に筆をあてています。
今回は、塗りつけた状態から水で溶かしたので色が濃いのですが、鉛筆から筆に直接色をとったときは、もっとふわっと淡い水彩風になるんですよ。
少し見づらいですが、まずは全体画像から。
円の上から下に向けて左側からなぞってます。
溶け具合はどちらもあまり変わりませんが、気持ちダーウェントが溶けやすい。カラトは少し水分が下にたまり気味。
裏ににじまず紙が波打たない程度の水分量です。この程度なら塗り絵の本でも使えそう。
カラトの混色、水で溶かすとドライのときほど濁りは気になりません。でも、広い範囲に広げると気になりそう。
コピー用紙ではできませんが、水分量をもっと増やして淡くすれば気にならなくなりそうですね。
わが家にはスケッチブックがないので、これ以上は試せません。
こうやって似た色を並べてみると、スモーキーカラーや赤紫が好きな私としてはダーウェントの色揃えがたまらなく魅力的、いや、もう魅惑的と言ってもいいくらい。
塗り絵用で購入するなら油性色鉛筆のカラーソフトとかよさそう?!
カラトの明るい色も塗っていて楽しいので、どんどん使っていきますよ~。