5月の中旬頃からたっぷりと時間をかけて、友人に贈るブックカバーを作っています。
ハワイへ旅立つ友人からのリクエストなんですが、つまづきまくり。
テーマが難しすぎる~
友人をイメージしたデザインで
「わたしの好みは関係なくて、わたしをイメージした洋書仕様のブックカバーを作って欲しいなぁー。自分好みのものは、自分でも作れちゃうんだけどねぇ。そんなの面白くないじゃない?」
電話口の彼女は、さらりとそう言うのだけれど…その人をイメージして何かを作るということは、その人のことを知っていればいるほど難しい。
こんな感じが好みかな?こういう風にすると楽しいかな?
などと考えながら自分のイメージするように作るのは楽ちんなんですよね。でも、彼女が求めているのはそういう表面上のところではないのだと思うのです。
彼女自身を表現しつつ、わたしの感性を盛り込んだ作品作りは、楽しいというよりひたすら苦しい。
楽しいこと大好きなわたしは回れ右!したくなってます(笑)
きっと、彼女からのリクエストでなければ引き受けなかったでしょう。
なーにも浮かばないときは布を見る
絶望的に何もイメージが浮かばない💧
考えても埒が明かないときは布を見るに限りますね。
あれやこれやと布から小物までひっぱりだして、なんとなくのイメージを固める。でもって、しっくりくる色合いを探す。
さらに、実用性を考慮したデザインを考えて、もう一度布類をひっぱり出して検討を繰り返し、の時点で1ヶ月もかかってしまいました。
それから彼女の唯一のリクエストYの図案を考えて、イメージに沿った刺繍糸を選んで、ステッチすること1ヶ月。
ずっと考え続けると煮詰まっちゃうので、適度に息抜きしながらゆっくりと作業を進めました。イニシャルブックカバーは、ここまでで一旦ストップしてます。
もうひとつのブックカバーのレースが出来上がるまで、仕立てはお預けです。
さて、出来上がるまでにどのくらいかかるのでしょう。
そろそろ彼女ハワイに旅立ってしまうのですが。。。
急がなくちゃ