もうずっと何年もホットケーキはこのレシピに頼りきり。
毎月3回のペースで作り続けてるのにまだまだ飽きず、このまま一生もののレシピになりそうな予感すらしています。
このレシピにハマって4年目。
油脂の入らないシンプルな生地はアレンジがしやすく、いろいろな食べ方ができるんですよ。
外出先では薄型ほわほわホットケーキもいただきますが、家で作るのは昔ながらの食べごたえのあるホットケーキのレシピ。
今回の記事はこんな人におすすめ!
- 型なしで厚みのあるホットケーキを焼きたい
- 混ぜるだけのお手軽ホットケーキを焼きたい
- 家族の好みにアレンジしやすいホットケーキのレシピを探している
作り始めたらあっという間にできあがるので、ぜひぜひ作ってみてくださいませ。
ボリューム満点うまうまホットケーキでハッピーになれちゃう
シンプルな
ホットケーキレシピ
参考にしているのは小菅陽子さんのホットケーキレシピ。
参考 小菅陽子さんのホットケーキみんなのきょうの料理作り方は混ぜて焼くだけの簡単な作業。
お菓子作りはそんなに得意じゃないわたしにも作れるくらい簡単です。
おやつづくりは失敗してる記事も結構あるよね。黒いケーキとかボロボロのクッキー……
いつもおいしくできるわけでもなし、失敗からレベルを察してもらえればいいかな~って
粉をふるったボウルに
液体を流してぐるぐる泡立て器で混ぜた生地を、
フライパンでじゅぅ~っとこんがり焼きあがればできあがり!
レシピそのままに作ると、厚み 2.5~3cm、直径 14~15㎝のホットケーキが4枚焼けます。
ほんわりたまご風味で表面はさっくり、中はふんわりしつつもしっかりとした食感。
ホットケーキそのものの味わいがしっかりと感じられるので、少しのシロップでおいしくいただけます。
もちろん、バターのっけでメープルシロップたっぷりのもたまらんおいしさ!!
小菅陽子さんレシピの
おすすめポイント
- 生地に油脂が入らない
- 生地が扱いやすい
- 材料がシンプル
- 厚みのある焼きあがり
1. 油なしはアレンジしやすく、洗い物が楽ちん
生地に油脂を入れず、焼くときに好みの油脂を選べるのはいいですね。
乳製品や油脂を控えているときでも、気兼ねなく作ることができます。
あと、油脂を使わないので洗い物が楽ちん。
生地を焼いている間に洗い片付けを終わらせて、食後は使った食器を洗うだけ。
うちには食洗機がないから、こういうところは嬉しいのだよ~
2. ぼってりした生地は成形しやすい
生地はぼってりとしていて、扱いやすい。
フライパンに落としたとき、
するすると伸びていかないので変な形になって
「しまったぁぁぁぁ」
てことが起きにくい。(←わたしだけかもしれません……)
トロっとした生地が好みの人には合わないかも
フライパンに生地を落としてから、じわ~っと丸い形に整えます。(←これ、しませんか?!)
3. 材料がシンプルで揃えやすい
特別な材料はいらず、冷蔵庫にあるものだけで作れます。
バターはなくても大丈夫。
牛乳は豆乳でも代用できますが、水で代用するのは食感が大きく変わってくるためおすすめしません。
牛乳で足らない分を水で代用してみたけどまずくなっちゃった。豆乳と水を合わせて試してもあまり……
ドルチェ
パンやお菓子作りと料理にも使ってます。
ラムフォードのベーキングパウダー
よく膨らんで苦みなし。10年以上愛用してます。ふたのアルミを半分だけはがしてめくっておけば、軽量スプーンでのすりきり計量が楽にできます。
ムソーのてんさい含蜜糖
キメが細かく溶けやすく癖もないのでお菓子作りに使いやすい。
モン・ファボリのメープルシロップ
ピンからキリまであるメープルシロップのなかで、比較的買いやすい価格。風味が強すぎることがなく料理にも合わせやすい。
4. 型なしで厚みのある焼きあがり
厚みのあるホットケーキを焼くときに、セルクルなどの丸い型を使うこともありますが、このレシピでは型を使わなくても十分な厚みがでます。
ボリューム感のある見た目は食欲をそそりますし、ふかふかで食べごたえもあるので男性に好評です。
これは「食った」って満足感がある!ぺらっとしたのは食べた気がしないんだよ
おまけ フライパンをコンロからおろさない焼き方
わが家でフライパンとして使っているのは、布巾を底にあてるくらいでは温度が下がらないストウブのブレイザー。
このブレイザーは蒸す機能は抜群なんですが、ズシリと重い、ほんとにおも~い…コンロからおろして布巾にあてるとか大変すぎる。
STAUB=筋トレ鍋 だよねぇ
フライパンをコンロからおろすことなくホットケーキが焼けるのは助かります。
加熱に慣れは必要ですが、ストウブの蒸らし機能でとてもおいしく焼けるのでこういうレシピはありがたい。
ストウブで焼いたホットケーキを初めて食べた時はうぅんときたね。お店の味を上回るくらいうまかったんだ
\ 焼き上手になれる /
ストウブのブレイザーは、土鍋のようにも使ってるよ。鍋にすきやき、パエリアも!明るいチェリーは食卓を楽しく演出してくれて いい感じ
小菅陽子さんレシピで
いまいちなところ
- ふわんふわんのとろける食感ではない
- 薄焼きには向かない
- 冷凍した場合、解凍に時間がかかる
1. ふかふかだけどふわふわではない
卵白を泡立てて作るタイプのようなフルフル食感ではないため、ふわ~んふわ~ん系レシピをお求めだとがっかりします。
さっくりふんわりした食感ですが、舌の上でシュワ~と溶けるような感じではありません。
2. 薄くのばしたものはふんわり感も薄くなる
薄くのばして焼いても薄焼きタイプのような焼きあがりにはなりません。
もこもこ膨らんできます(笑)
そして、食感も悪くなるので、ポテッと落としたらなるべくそのまま焼くのがおすすめ。
側面をそ~っと押して、丸く整えるくらいだよ
3. 解凍にやや時間がかかる
ホットケーキを冷凍すると、厚みがあるぶん薄いホットケーキと比べて解凍に時間がかかるんです。
油脂を含まない分パサつきも気になるところ。これは、解凍するときに蒸すことで解決できます。
手間はかかりますが、冷蔵庫で自然解凍するか蒸し器で解凍したあと、トースターで軽く焼くと風味が復活しておいしくいただけますよ。
レンチンではどうなるのかは不明。 うちには電子レンジがないから試せないの
いつも解凍するときはオーブンをしっかり温めておき、凍ったままのホットケーキをトースターモードで焼いています。
厚みがあって時間がかかるので、ホイルをかぶせておかないと焦げてしまうんですけどね。
これが1番お手軽な解凍方法。
解凍の手順
オーブンモードで240℃かトースターモードで5分以上
凍ったままでOK
約3分くらい 焦がさないよう注意
3分~
竹串を刺して、先っぽが冷たければさらに加熱
おわりに
長らくホットケーキは油を入れたほうがおいしくできる!と思い込んでおりまして……。それが、このレシピで作るようになってから、油なしでも全然いけるし、油ないほうがいろいろと楽でいいな、と考えを改めました。
小菅陽子さんのホットケーキレシピは、おやつのケーキというよりパンに近い。単体で食べても物足りなさを感じない味の存在感。
甘さをおさえて作ればお惣菜やサラダとも違和感なく合わせられる、まるで卵焼きのような雰囲気をもってるんですよ~。
配合のバランスなんですかね。
面白いなぁ。
「味の濃いホットケーキってどんなかな?」と興味がわいたら、ぜひ作ってみてくださいね。
ちょろっとの手間で、うまぁ~!なホットケーキが焼けますよ
今回、ホットケーキのアレンジについて書く予定でしたが、と~~~っても長くなりそうだったので記事を分けることにしました。