暮らしのなかのねこ 

ミシンの世代交代

10月1日15時過ぎ・・・

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エトコ

ついにこの日がきたー!

やっと、やっと箱を開けることができました。普段ならあっという間に過ぎる3週間がどんなに長く感じられたことか。

開封厳禁だなんて

わたしの誕生日のお祝いに夫よりもらったミシン( ジューキ JUKI コンピュータミシン HZL-T470 )です。

これまで使っていたミシンは、ミシンのオズのオリジナル商品OZU117です。現在は販売されてはいないようですね。

使っていたミシンの不調

使い始めて4ヶ月ほどで、スタートストップボタンがきかなくなりました。モーター部分(上部カバーで見えないところ)がうなりだしても、そのまま使い続けていました。

そのうち針がガタンガタンと落ちてくるようになって、糸調子が合わず縫い目がガタガタになることが頻繁に起こるようになりました。それでも、静かでスムーズに針が落ちているときはきれいに縫えてました。

手元の電球がつかなくなったので新しいものに付け替えてみたところ、2週間ほどでまだつかなくなったり。

調べても原因不明

どうしたものか、といろいろ調べてみましたが、わからずじまい。釜や本体、針まわりに傷が付いていることもなく、ボビンもメーカー指定のものを使っていました。なにより調子がよいときはきれいに縫えているのです。

一時期、ミシン製造の仕事に係わっていた夫が言うには、基盤と電気系統がおかしいとのこと。

修理に出そうにも、気軽に出せるほどお安くはない修理代。けれど、だましだまし使うのにもほとほと疲れていて悩ましく思っていました。

新しいミシンが届いても割り切れない想い

OZUのミシンの調子が悪くなって2年半余り。新しいミシンがやってきたことで、ミシンを使うときはまずドライバーを用意しなければならなかった日々におさらばです。

でもね、さくっと入れ替えとはいかなくて。

これまで使っていたミシンは気力さえあればまだ使えるし、何より思い出もたくさん。

こまめにお掃除して、様子を見ながら調節しつつ使っていても調子が悪くて縫えない。そんなとき、「もう、新しいミシン買っちゃうぞ~。」などと声をかけると、何事もなかったように動き出したり。

温暖な気候のときは比較的気分よく動くのに、真冬の寒い時期なんかはガックンガックンと奇妙な音を発しながらぎこちなく動く(寒いのかな…)。なんだか持ち主のわたしにそっくりだぞ。

まるで人のような動きをするミシンだったこともあるし、手間をかけて使っていただけに思い入れも強く、そう簡単には手放せなくて悩みました。

手放せたきっかけは夫の気遣いに気づいたから

わたしがミシンに悪戦苦闘するさまを半年間眺めていたらしい夫が、こっそり貯めていたへそくりで新しいミシンを買ってくれたのです。

「人のことには大して興味ない。」と普段から言っていた夫。わたしがミシンの不調で悩んでいるのに気づいるはずもないと思っていました。なのに、そっと見ていてくれたんだ、と嬉しくて少しだけ涙が出そうでした。

手放すのが寂しいからといって古いミシンをずっと持ち続けるより、「困っている妻をなんとかしてあげたい」という夫の気遣いを受け入れて、新しいミシンを使い始めるほうがずっと気持ちよいことだと気づきました。

一緒に暮らしている家族が悩む様子は当人が思っている以上に周りに伝わるのかもしれませんね。

気持ちを切り替えて、新しいミシンへ「今日もよろしくね。」と声をかけながら大切に使っていこうと思います。