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丸底と本体をミシンできれいに縫い合わせるときのポイント

フランス語のプリントされた生地で作られたポーチとペットボトルホルダー

関東方面は昨夜から急に肌寒くなりましたね。

ショールを羽織って湯たんぽ抱えてシャトルを動かしてみたり、かぎ針で小花を編んだりしていたけれど、どうにも落ち着きが悪くて集中できず。

最後にはミシンの前に座って小物を作っていました。

稼働中のミシンは温かいですよね。手元ランプもあったか色。ミシンとワンセットのアイロンもぬくぬく~で、落ち着きました。

できあがったのはバネポーチにペットボトルホルダーです。

夏場を過ぎてなぜ今頃?!とのつっこみが聞こえてきそう(笑)

このペットボトルホルダー、底が円形で安定しているのでぐらつきません。

お子ちゃまみたくブンブン振り回してみたけど中身が飛んでいくことも、底がすっぽ抜けることもなかったです。でも、ぷくぷくと泡だってしまったお茶は。。。

そういえば、円形の底(丸底)と本体を縫い合わせるのは少々コツがいりますね。みなさんどういう方法で縫われているのでしょう。

ということで、ミシンで丸底を縫うときどんな風にしてます?のお話です。

長いので、難なく縫える方は読み飛ばしてくださいね。

丸底と本体をミシンで縫い合わせるときの手順

丸底と本体を合印で中表に合わせて待ち針をうち、ミシンを使い端から5mmのところを大きな針目でざっくり縫い合わせ(縫い代が割れないように)ます。

それから、ざっくり縫った部分に軽くアイロンをあてて糸と布を馴染ませ、端から1cmのところを細かい針目で縫っていきます。

生地が薄ければ2度縫いをします。

しつけはかけていません。

あとはある程度の間隔で縫い代をV字にカットして、アイロンをあてて表に返します。

下面に置く生地を選ぶのがポイント

ペットボトルホルダーの丸底部分

本などでは布を合わせたらしつけをかけて、縫い代の部分(端から1cmのところ)を一度で縫い合わせています。本体を上、底を下にしてミシンにかけているようですね。

わたしの場合は、本体を下、底を上にしてミシンにかけています。本体を上にしてこれで側面に小さなタックがはいることなく縫い合わせられるのです。押さえがねを変えることもしません。

送り歯に生地をしっかりかませることができる下側に、本体か底かどちらの面を置くかで縫いやすさに違いがでます。

カーブの縫い方といえば、他にもありますね。

本体を上にして縫う方法は、バイアステープをつけるのに急なカーブがあるときにも使っています。ゆるやかなカーブではテープが上でもよいのですが、テープを下、本体側を上にして縫うと平面を縫い進めていけるのでとても縫いやすい。

わたしだけがそう感じるのかもしれませんが、どうしても急カーブのバイアスが苦手という方は、上下をひっくり返して縫ってみてはいかがでしょう。

カーブにバイアステープを添わせてアイロンをかけておく下準備は省いてもよいけれど、慣れないうちはしておいたほうがよいですよ。 

できあがったペットボトルホルダーとばねポーチ

フランス柄の布で作られたペットボトルホルダー
フランス柄のペットボトルホルダー

ペットボトルホルダー

右利きの人も左利きの人も楽しめるような柄の配置を考えました。

生地がにぎやかなので飾りつけはお花のプリントのそばに葉っぱのタグを。裏布はコットンのふかふかワッフルです。

保冷保温シートにしようか迷ったけれど、以前こぼしたときに水を吸ってくれなくて大惨事になったので、それ以来やめました。

タオルを挟むことも考えましたが、一度ぬれると乾きにくいですよね?カビが生えた!なんてことになったら大変なので却下。

直径7cm、小さなサイズの水筒ならはいりそう。

水玉部分を内側に織り込んで、リモコン入れてテレビの傍にさげておいてもよいですね。

ばねポーチ

軽い力であけられるサイズのばねを使いました。軽く開くのでパコパコ開け閉めして遊びたくなりますよ。

マチ無しなのですっきりとしたデザインで、角のある平たいものを入れるのに最適。

レース糸で編んだぽっこりとした小花をワンポイントに。

裏布はペットボトルホルダーとおそろいの水玉です。