わが家には食器洗い乾燥機がありません。
食器を洗ったら、
- 水切りかごで水気を軽くきり、
- さらしのふきんで拭いて、
- 少しの間シェルフに置いておき、
- 完全に乾いたら食器棚へ。
水切りかごやシェルフに置いている間は、他の家事をしています。
7年間ほど食器乾燥機を使っていました。すっきり気持ちよく乾いた食器に感心したものでしたが、思っていた以上に本体のお手入れに手間がかかるので使うのをやめました。
受け皿に赤いカビが発生しやすかったんだよな
そーなの!あとカルキの跡も気になってね。クエン酸で掃除してもすぐにできるし…
今回、シェルフで乾かしている間に使うマット(ふきん)を作りました。
シェルフにそのまま置けばいいんじゃない?
そう!そう思うよね。
シェルフをきれいに拭いてお皿を並べるというのも当然あり。それをしないのは……
ステンレスに食器があたる音が苦手なんだ~ぞわっとするの
ステンレスシェルフを購入するときに、 台所で使うのだからステンレスがよいんだろうって思いこんでいて、 ステンレスの擦れる音が苦手だったのをすっかり忘れてたんですよ。
とほほ……の失敗。
木製の棚にしておけばよかった。
あぁ、それで料理のときはいつもガラスボウルを使ってるんだね
わが家にはキッチンカウンターに飛び乗る猫がいるので、キッチンで食器を並べて乾かすことができる場所はステンレスシェルフの中段しかありません。
これまでさらしのふきんを敷いていましたが、洗う回数が増えた分、消耗が激しいので丈夫な紬に替えることにしました。
乾燥用マットの
素材と作り方
マット(ふきん)の素材は遠州綿紬
使ったのはシャリッとした触り心地の遠州綿紬。
朝洗って干しておけば昼にはまた使えるほど乾くのが速い。
遠州綿紬は何度か洗うと柔らかくはなりますが、さらしのようにくったりはしません。
洗いっぱなしでアイロンをあてなければ、凹凸したまま。
木製品や陶器を置いて乾かすのにはこの凸凹がいいの
アイロンいらずでさっぱりとした手触りも気持ちよいのです。
今回は色違いで何枚か作りました。
マット(ふきん)の作り方
- シェルフのサイズ+ 縫い代( 2cm )に生地をカット
- 生地の裏を天井に向けて置き、生地の端から2cmのところにヘラで線をひく
- 線を引いたところを裏面に向けて折り込んでいく(三つ折り)
- ③の三つ折りにしたところを縫う
遠州綿紬は幅が40cmと決まっているので、カットした2辺のみ端の始末をすればよく、とても簡単です。
水通しの作業をしてない場合は、縮む分も含めて1割増しのサイズにカットします。
生地の端から2cmのところを折るときに、生地の端を1cm分内側に折り込むようにして折っていきます。
やわらかい生地の場合は、折ったところにアイロンをあててから縫うときれいに仕上がります。
今回の遠州綿紬は張りがあり、指で折り目をギュッと押すだけでもきれいに折れるので、アイロンは使いませんでした。
自分で使うものは裏からのミシンがけ。
贈り物用であれば、針目がきれいに見える表からミシンをかけます。
縫い終わったら、お洗濯してできあがり!
ミシンでなくて手縫いでもすぐにできちゃう。
紬は糸が抜けやすいから、縫い始めと終わりの返し縫はしっかりとしておこう
ミシン掛けが気になる?
ミシンがけにはいるまではおとなしく見ていたファムの乱入にあい、しばしの休憩。
久しぶりに見るミシンに興味津々。
手を突っ込んでこないだけよかったかな~。