気温、湿度に仕込み水の温度、吸水量にこね上げ温度、などなど細々とデータをとりながら、同じレシピでパンを焼き続けています。
わが家ではオーブンレンジのオーブン機能を使ってパンを焼いてます。コンベクションタイプではないので、焼きムラに幅があるのもしょうがないと思ってました。
それにしても……
毎度きちんと作業をすすめているのに、日によってまったく違う焼きあがりになるなんておかしいぞ。
なんでだろう?
気になって、とうとうオーブンの庫内温度を測ってみることにしました。
測った結果、温度センサー壊れてるってことで、オーブン買い替えたいって話なのかな?
まぁ、そんなとこ。
故障かはわからないけど何度か試してみたって内容だよ
初めてオーブン庫内の温度を測る
使ったのはタニタオーブン用温度計。
オーブン庫内の中央、パンをいつものせているあたりに温度計を設置して、スイッチオン!
待つこと15分……
……なんと、180℃で予熱完了したとき、温度計は130℃!!!
あれま!
全然、予熱できてないじゃないかー
それから10分加熱し続けて、
焼き上がりブザーが鳴る10秒前にやっと180℃になったばかり。
何度、庫内温度を測ってみても似たり寄ったり
次の日、ふたたび試してみました。
ほら、たまたまオーブンの調子が悪かっただけかな~?と思って。
1度めのチャレンジ。
180℃で予熱を終えたときの温度は150℃。
それから10分加熱して、焼きあがりブザー直前にやっと170℃になりました。
オーブン用温度計にも±10~20℃の誤差があるとはいえあまりの温度差。
オーブンを冷まして、2度めのチャレンジ。
温度計を見ながら180℃になるまで予熱。
パンを入れるために扉を開くと一気に100℃まで下がりました。
パンを焼き始めて180℃に戻る頃には、焼成時間の終了。焼きがたらず、もうちょい焼いたほうがよさそうで、追加で10分焼くことに……。
3度目の正直があるかもしれない!オーブンを冷ましてチャレンジ。
しつこい(笑)
220℃で予熱してみたけれど、結果は大差なく。
パンを入れるのに扉を開くと140℃までさがり、焼き上がり直前で180℃に戻る。
扉の開閉から温度を戻していくのに時間がかかりすぎるんですね。
こりゃ、だめだ~
試しての結論:センサー壊れてる
4回試しての結論は「温度感知センサー壊れてる」ですね。
毎日、パン焼いてましたから稼働率が高すぎたのでしょうか。
日によって微妙に庫内温度が変わるようでは、パンの焼きあがりにムラがでるのは当然のことでした。オーブン温度計は必要ないと思っていたのですが、試してみるものですね。
オーブンの昨日が壊れて温まらないわけではないので、しばらくはオーブン温度計を使いながらパンを焼くことにします。
それにしてもパンを焼くための適温(180℃)に戻すまでに10分もかかって、そこから10分も焼いたら、パンがぱさぱさになるのも無理がないよね……。
オーブンを買い替えるのか、どうするか考えないと
参考レシピ
この本に載っているパンのレシピは3つで、あとはそれぞれのパンに合うお料理が紹介されています。
レシピ本というより、パンをとりまく小話集という雰囲気。
わたしも田舎パンが好きなので共感できる部分も多々ありました。
堀井さんの他の著書も読んでみたいと思えてくる内容でしたが、レシピ本としてはいまひとつ物足らない感じ。実用というより読み物として楽しむ本のようです。