猫暮らしをしていて欠かせないものといえば、爪とぎ!
ネットを見ていると、おしゃれなものからガード機能のついたものまで、いろんな爪とぎがあって楽しい。
うわぁ~これすっごい素敵!
あれもいい!これもいい!と見ていて飽きません。
しかーし、デザイン性の高い爪とぎは、いいお値段しますね。使ってみたいけれど、消耗品だと思うとなかなか手が出ませんねぇ。
爪とぎを作り始めて10年目に突入しました。
きっかけは、引越しで出た大量のダンボールを処分するため。
なんの気なしにダンボールをたたんで立てて重ねておいたところ、猫がのっかってガリガリしだしたんですよ。「あゃ?!爪とぎに使えるのでは」て気づきました。
今回ご紹介する猫の爪とぎは、引越しなどで同じサイズのダンボールがたくさん出たときに作ると、あっという間にできちゃいます。
サイズバラバラのダンボールしか手に入らない場合は、丸いタイプの爪とぎのほうが作りやすい。
詰めるだけ
爪とぎの作り方
用意するもの
- ダンボール箱(同じサイズだとよい)たくさん
- カッターナイフ
- 30cm定規(あれば金属のもの)
- カッティングマット(床を切らないように下に敷くもの)
ダンボールは、同じサイズのものがたくさんあると作りやすいです。サイズが異なる場合は、入れる箱のサイズに合わせてフタ部分をカットしてください。
カッターナイフの代わりにハサミは使えません。ハサミでカットすると、爪をとぐ役割をする断面がつぶれてしまうからです。
作り方
詰め物に使うのはダンボールのフタ部分。
ひとつのダンボールから4枚(上下2枚ずつ)のフタが取れます。辺の長いほうを本体から切り取ります。短いほうと間違えないようにしましょう。
カッターを使い慣れていない人は、ダンボールの横を切り開いてカッティングマットの上で定規をそわせて切るときれいに切れます。
入れ物に使うダンボールのフタを内側に折り込みます。
画像で使っているのは浅めのダンボール。
引越し屋さんの箱を使うときは、入れ物として使うには高すぎるので、猫がのりやすいよう半分にカットするとちょうどよい高さになりますよ。
フタを折り込んだダンボールの中に、切り取ったフタを詰めていきます。
ぎゅうぎゅうに詰めて完成!
ぎゅうぎゅうに詰め込めば、爪とぎの最中に猫に引っ張り出されることもありません。
作るときのポイントは詰めるフタを少し低めにすること。なぜかというと……
爪とぎを作るときのポイント
ダンボールに詰めるフタを少し低めにしておくと、かじり癖のある猫がプスプスかじりつきやすいようです。
あと、といだ後にでる紙くず(削りくず)が散りにくいのもいいところ。
入れ物に使うダンボールのサイズも大切なポイントです。
猫の体のサイズに合わせた長さを用意してあげないと、爪がとぎにくく使ってもらえないかもしれません。
頭からしっぽのつけ根のサイズを測ってから、ダンボールを選びましょう。
ボロボロになってきたら入れ替える
爪とぎは使っていると、真ん中以外の詰め物が削れてボロボロになってきます。
真ん中と両サイドを入れ替えたり、詰め込んだフタの上下を入れ替えたりすると長持ちします。
手間はかかりますが、中に詰めたフタを取り出して、削れたところを数センチ切り落して詰めなおすのもあり。
せ、せこいかな
おわりに
うちは平均すると3年おきペースでお引越ししていたので、同じサイズのダンボールを大量に処分することが多く、その一部を猫の爪とぎに使っていました。
最近はお引越しで使ったダンボール(引越し屋さんのもの)は回収され、再度使われているようなので、あまりこういう活用はおすすめできないかもしれませんね。
もし、同じサイズのダンボールを入手する機会があれば、簡単なのでぜひ作ってみてください。