やわらかな輪郭の薔薇と、
お花畑と白うさぎに、
こぼれおちる小花をイメージした縁飾り。
好きな色合いでこじんまりとまとめた飽きのこないピンクッションです。
フランス刺繍用、クロスステッチ用、パッチワークキルト用、和裁用、ビーズ用、あとはマチ針、あ、ミシン針もあったっけか。
他にもレースや毛糸など編みもの系の糸始末用とか。。。etc
用途ごとにいくつもあったピンクッションを、ひとつにまとめることにしました。
刺し戻す場所を決めておけば、迷子針がひょんと出てくることもなくなるはず。
使った布はどれも端切ればかり。
なかには十数年も端切れ箱に保管していたものもあり、懐かしさに目を細めながらの作業でした。
針を持つ時間が増えるほど、端切れも着実に増えていく。
布の在庫を減らすために針を持っているのか、布の在庫を増やす口実を作るために針をもっているのかわからなくなってくることがあります。
あんまり深く考えてはイケナイのだ。
ビーズの小花に使ったレース糸(DMCのスペシャルダンテル)は、昨年の秋廃盤になった段染め糸で、なかなか使えないでいたもの。
いつまででも持っていたいところなのを、思い切って使うことにしました。
廃盤になった段染め糸の何色かは、今春復活したようですが、この色は見かけないままです。
復活はないのかなぁと思うと残念でなりません。
今回、縁飾りを編むのに使ったDMCの段染め糸は、クラシカルな色合いが本物の茎葉のようで、小花に見立てたビーズを引き立ててくれています。
布の配色に白が多かったりするなら、アンカーの段染め糸にクリアタイプのビーズを使ったかもしれません。
あの透明感のある色合い、質感は白に映えるのじゃないかな。