じわじわと暖かい日が増えてきましたね。
今年もあともう少しで、春めいた風景になりそうです。
キャットタワーの小さなボックスに潜り込んで、じっと何かを考えているような表情。
子猫のころは、寒いのなんてへっちゃら~だったお嬢にゃんこ(ラビ)。
もうすぐ8歳を迎えます。
そろそろ寒いのは苦手になりつつあるようで、暖かいところを探して丸まるようになりました。
春の陽気に誘われるかのように、換毛期がはじまりました。
まるで脱皮してるかのごとく毛が抜けまくり、ソファやラグにも毛のかたまりがちらほら見られるように。
まるで春を迎える準備をしているようです。
かっこいいね!
って言われるけどお嬢様
ラグドール特有のアーモンド形の目は表情豊か。
しぐさや鳴き方など全身で何かを伝えようとする猫が多い(うちのうめ、そら、ファムも)のだけど、ラビはそれを目の表情だけでやってしまう。
おしとやかで品のある風情なうえ、どことなく複雑に憂いを浮かべる目。か細く甘えた声で、ここぞというタイミングを狙ったかのように「ミャァ…」と鳴く。 あくまで控えめに。
そんな様子は男心にグッと刺さるようで、夫がメロメロです(笑)
わたしはわりと平気なんだけどね
二面性のある
猫の素顔をみるのは面白い
ラビはいつだってご機嫌。
しっぽをピーンと伸ばして
「にゃにか面白いものにゃいかなぁ~」
てな表情で歩き回ってます。
しっぽが垂れているのを見たことがない。
わたしがひとりでガサゴソしてたら、ラビがひょいっとそばに来て静かにじっと見てるだけ。
作業を終えてその場を立ち去ったあと、こっそりとドアの陰から覗いてみると、ラビが同じようにガサゴソしてたり。
家族が寝静まった夜中にキッチンの電気をパッとつけると、カウンターの上でモゾモゾしていたらしいラビが
「しまったぁぁぁぁぁ!!」
みたいな顔して固まることがあったり。
ラビは人が見てる時と、見てないときの二面性があるようです。
日頃は影のように存在感を消していて、振り返ればそこにいる。
どんなときでもポーカーフェイス。
そんなラビのいつもは見せない一面を垣間見るとき、
「やっぱ、このコ面白いな」
と感じます。
ファムは表裏なく猪突猛進、態度がでっかく思ったことが顔に出るタイプ。
これはこれでストレートな反応が面白い。
ラビとファムは正反対のコンビ。
どちらもラグドールなのにまったく趣の異なる二匹。
よくネットでみかける『ラグドールとは~』はあてにならないなと思う。
ちょこんと座ってのぞき込んでくるようすがたまらない、おじょうにゃんこラビ。
これからもよろしくね。