もうすぐおばあちゃま猫(うめ)の命日がやってきます。
この塗り絵は、前日のハロウィンに塗っていたもの。
塗りあげた翌朝、突然におばあちゃま猫は旅立っていきました。
おばあちゃま猫が
旅立ってからの1年間
ハロウィンのキャンドルホルダーについての記事 を書いて、ちょうどよいタイミングでそばにいたおばあちゃま猫もパチリ
それが最後になりました。
1週間前に受けた健康診断では問題もなく、前夜まではおばあちゃま猫もいつもと変わらず元気な様子。
原因は不明のまま。解剖して解明すべきだったのかは今もわかりません。
半年ほどは何もする気になれず、ただただ日々を淡々と過ごすのみ。幸い当時はひとりで暮らしていたので、誰に迷惑をかけるでもなかったのは気が楽でした。ペットロスへの向き合い方は人それぞれ。
現在は、夫と毎日のようにおばあちゃま猫たち(うめとそら)の思い出話をしています。どれも楽しい笑い話ばかり。
その話を聞いているのか、はたまたわたしたちが思い描くイメージを受け取っているのか、お嬢にゃんこや新米にゃんこがおばあちゃま猫の癖を再現することがあってびっくり!
おばあちゃま猫は
こんな猫だった
いつもわたしの隣にいました。
ただし、こたつが出ている時期に限っては、こたつ布団の上からピクリとも動きません。もう暑いでしょうって時期まで、ブランケット入りのかごから離れないほど、ぬくいのが大好きなのです。
こたつ無しの時期は、作業机の隣に置いてあるかごのなかで何時間でもグ~すか💤ピ~すか💤
もし他の猫がかごで寝ていたら…強引に乗っかっていって追い出してましたねぇ。まぁ、おばあちゃま猫ですから若いのは遠慮しろってことなのでしょう。
いつも強引なおばあちゃま猫
ある日のこと。
こっそりと席を離れてテレビを見ながらチラリ、チラリと様子をみることにしました。(かごの真正面に座っていました)
数分後、目覚めたおばあちゃま猫。
わたしが隣にいないことに気がついて、しばし考える。
なにやら出動することにしたらしい。
どこに?
凝った肩をンーっと伸ばしながらよたよた近づいてくる。
どことなく戦闘態勢にはいってる雰囲気。
そのままおトイレにでも行くのかと思いきや…
わたしの真正面に到着。
媚びてるというより、何かを訴えているようで…
いきなりばたんっと倒れこんできたー!
なんとなく強制されてる気分なの~
撫でてほしいだけですか。
上から目線な感じででお願いされてもちっとも嬉しくない(笑)このあと、たくさんナデナデしてあげましたけどね。
おばあちゃま猫が人だったら間違いなくやばい
超わがままで自分勝手、そして超ビビりなおばあちゃま猫(うめ)。
客人が男性だとまず姿を見せません。
花火や大きな音が苦手。
他の猫のごはんを柵越しに横から奪おうとするほどの食欲の持ち主でした。
飼い主にしてほしいことがあると、なぜかいつも命令口調で、思うとおりにならないと他の猫に八つ当たりするという性格の悪さ。
あにゃたのものは全部あたしのものにゃ!って具合だったから、これが人間だったならかなりいけない感じ。
なのに憎めなくて、そこがよかったりもする不思議。
裏表のないストレートな性格で、思ったことがそのまんま行動に出るタイプ。
10歳を過ぎたあたりからふてぶてしさを身につけ、数々の逸話を残してくれたにゃんこであります。
姉妹のおばあちゃま猫(そら)は正反対の性格で、それはそれはいい子でした。
天使と悪魔コンビのようで楽しい日々を過ごしていました。
これからもちょいちょい登場するかもしれません。