毎年、お正月が過ぎたらお餅を冷凍して、春先までのんびりお餅料理を楽しんでいます。
今年はいつもの冷凍作業にひと手間加えてみました。
これまで、まるっとそのままラップに包んで冷凍していたところを、さいころ状と棒状に切り分けて冷凍してみたところ……
もっと早くこうしておけば!と思うほど食べやすくなりました。
扱いやすい
一口サイズのお餅
ただ小さめに切っただけなのですが、これがよかった。
- 噛み切りやすくなった
- 食べる量の調節がしやすい
- 解凍が速い(自然解凍)
- 丸もちに比べてあっという間に火が通る
このなかでも特に「噛みきりやすさ」に感動しました。
きなこ餅がきれいに食べれるようになったの
きなこ餅って粉をまぶしてるじゃないですか。
食べるときに、お餅がびょーんて伸びたり噛みきれなかったりすると、お餅の予測不可能な動きによって粉がお皿のまわりに飛び散りますよね?
ね?
あれ……散らかすのはわたしだけですか?!
それがないんですよ!
さいころ状に切ったお餅を焼くと、ひとつひとつが離れやすいブロック状態でくっついています。
これできなこ餅を作ると、おもちがびょーんて伸びずに簡単に噛みきりやすくなってるんですよー!
これは驚いた!きなこ餅率アップしそう
きなこ餅に限らず、酢餅や磯辺焼きでも同じく噛みきりやすくなりました。
おもちびょーんの歯ごたえが好きな人には残念だよなぁ
お餅を切るとき
あるといいもの
お餅を切るのに連続して包丁を扱っていると、左手のつけ根が痛くなります。
そうなる前に、綿手袋か軍手を使うとよいですよ。
綿手袋については切り餅でおかきのもと(生おかき)の作り方と保存方法に記載しているので、今回は軍手について。
「軍手を台所で使うの?」と思いますよね。
パン教室でミトンの代わりに軍手を使っているのを初めて見たとき、びっくりしました。
ミトンの代わりに使う場合は、おろしたてのきれいな軍手(洗濯済み)を2枚重ねて手にはめます。
2重軍手で熱々の天板を触っても大丈夫なの
小回りが利くので、鍋やグラタン皿などつかみにくいものを出し入れするときに便利なのです。
オーブン料理以外では、かたくて切りにくいお野菜を切るときに安全のため軍手をはめることがあります。
汚れが落ちなくなったら、台所以外での作業用になるんだな
「よさそうだけど軍手はちょっと……」
というときは手袋タイプのミトンもありますよ!
ゆったりサイズのミトンなので、軍手の上にかぶせて使うこともできるんです。
これならオーブンの横に吊るしておいてもいい雰囲気だね
お餅を切るときになくてもいいけどあるといいもの、もうひとつは……
見学者ならぬ見学猫。
おわりに
わが家ではお餅は焼いていただくことが多く、小さく切ってオムレツやお好み焼きなどに入れるような調理をしないため、まるごと冷凍でも困ることはありませんでした。
これまでお餅をまるっとそのまま冷凍していたのを、小さくしてみるだけで扱いやすさが数段アップしたのには驚きました。
これからはおかきのもとを作るついでに、小さくカットして冷凍しようと思います。