1日を終えてふとんに潜り込む。
温かいふとんにくるまり、うつらうつらと眠りにおちてゆく。
遠のく意識でぼんやりと思う。
あぁ~あとは寝るだけ、しあわせ~
このゆるやかな時間を少しでも快適に過ごしたい。
間違えてもこの寒い時期にひんやりしたふとんに潜り込みたくはないなぁ。
そこで思いついたのが、毛布の代わりにタオルケットと湯たんぽを使う方法。
やってみたら毛布より綿素材のタオルケットを使うメリットのほうが多かった!
年季の入った毛布を処分して、冬のふとんセットにタオルケットを組み込むことにしました。
この記事は、こんな人にぜひぜひ読んでもらいたい内容です。
- ふとんに入ってるのに「なんとなく寒い」と思っている
- 首元や肩口が冷えて寝にくい
- 寝返りを打つと肩まわりが寒くて目が覚める
どの家にもタオルケットはありそうだ
この方法にひんやりするタイプの夏向けタオルケットは使えないよ
羽根ふとんの下に
タオルケットを敷く
きっかけは季節の変わり目の掛けふとんの記事でタオルケットの保温性が高いのに気づいたことでした。
タオルケットって温かいの
- 首にぴったりと沿わせることができる
- 肌のあたりが柔らかく気持ちよい
- 家庭用洗濯機で洗濯しやすい素材
- 毛布より軽い
- 体温の調節がしやすい
首元にフィットして肌触りも良い
タオルケットはやわらかく、首回りにピタリと沿わせやすい。
毛布ではこうもいかず、少し隙間が空いてしまいます。その隙間からひんやりとした空気が……。
また、タオルケットは肌触りもよく、肌に触れても気持ちが良いのです。
洗濯しやすい素材
寝具の首まわりがあたるあたりは汚れが目立ってきますよね。
「そろそろ洗いたいな」と思ったとき、タオルケットなら家の洗濯機でサッと洗うことができますよ。
わが家の洗濯機は小さいので毛布が洗えないのです。
非力なものだから脱水しようとして止まるの
毛布よりも乾きが早いのもよいところ。
毛布より軽く寝返りが打ちやすい
毛布より軽く、寝返りが打ちやすくなりました。
寝返りを打っても首まわりにタオルケットがあるため、スースー寒くて夜中に目が覚めないんですよ。
これはうれしかった!
寝ながら体温調節ができる
ずっと前に冬用のあったかシーツを使っていたことがあります。
確かにぬくい!だけど、暑くなったときの逃げ場所がなくて困り、冬なのに汗をかきながら目が覚めるのが不快で使うのをやめてしまいました。
毛布をかぶって寝ていた時はどうかというと、暑くなるとぐぐーっと足元にけり下ろし、明け方あたり寒くなると寝ぼけまなこで毛布を探して引き上げる、というなんとも寝づらい状態でして。
タオルケットと湯たんぽになってからは、そういった手間で夜中に起きることがなくなりました。
無意識に湯たんぽを足先でちょちょっと移動させているようなのです。
低温やけどに注意が必要だけど快適だよなぁ
羽根ふとんとタオルケットで
真冬は寒くない?
現在の冬ふとんセットとわが家の環境
わが家は北関東(茨城県南部)の分譲マンション。
冬の間は寝室で暖房器具を使っていません。
日中も寝るときもいつも寒い北側の部屋。
ふとんの重ね方は
- ベッドマットレス(マット)の上に
- リネンのシーツをかけ
- (湯たんぽをはさみ)
- 綿素材のタオルケットを広げて
- 一番上に羽根ふとん
というふうです。
湯たんぽを使うと寒くない
真冬はタオルケットと羽根ふとんだけでは肌寒いため、寝る30分ほど前に湯たんぽをセットしておきます。
- 湯たんぽを置く場所はシーツとタオルケットの間に
- はじめに横たわったときの腰の少し上のあたりに置いておき、寝る数分前に足元へ移動
背中から腰のあたる部分を湯たんぽで温めておくと、ふとんに入ったときの気持ちよさがアップします。
背中からじわじわと温まるのが気持ちよいのです。
湯たんぽを移動させるのがポイントだよ
わたしは湯たんぽ有りであれば寒さを感じないのですが、夫はどうなのか聞いてみました。
羽根ふとんとタオルケットだけだと冷えるけど、湯たんぽあると一気に暑くなる
タオルケットと湯たんぽのコンビにしてからよく眠れるようで、朝ベッドから出てくるのが遅くなりました。
しかし、暑くなるのか……。
暑い場合は湯たんぽのお湯の温度を調節すればよさそうですね。
わが家の湯たんぽはステンレス製のものです。
参考に下の記事もどうぞ。
おわりに
昨年の夏、タオルケットの保温性能に気がつかなければ、羽根ふとんの下に敷いてみようとは思わなかったでしょう。さらに、それがもたらす快適なふとん環境も知らないままでした。
わたしには思いがけないタオルケットの使い方でしたが「羽根ふとんの下にタオルケットを敷いて寝る」というのは、寒い地域にお住いの方はご存じかもしれません。
シーツ、タオルケット、羽根ふとん、毛布の順に重ね、さらに湯たんぽまで追加したら、もうバッチリなんじゃないかと思います。
空気読んだ猫?
写真を撮るのに寝室でカメラを構えていると、ここぞとばかりにファムが来た。
ついてこい!と言わんばかりに何度も振り返る。
まさに撮ろうとしていたその場所に向かって進んでいくファム。
そうそう、そこ撮りたいの!
ラグドールのアーモンド形の目はまるで人の目のよう。
こちらがぎょっとすることもあるほど表情豊かで、見透かされているような居心地の悪さを感じることもある。
たまに飼い主の考えを察したかのように先回りする猫、それがファム。