これまで鉛筆削りは、
きれいに削れるか、削れないか
の二択のみだと思っていました。
削れないのであれば、すべての鉛筆がきれいには削れないのだと。
だから、きれいに削れなくなった鉛筆削りとは「そろそろさようなら~」って処分しようとしたんです。
ちょっと待てよ?鉛筆以外も削ってみようかな
ほんの気まぐれでね、先の丸くなった色鉛筆を削ってみら、
え?! 削れるじゃない……
ってなりまして。
あれれ???
いつも使ってる鉛筆を削るとガタガタの削りあがりなのに ~
もしかして、鉛筆の種類によって削り具合が変わるのかもしれない。
ちょいと試してみることにしました。
硬質から軟質まで
鉛筆を削り比べる
削れなくなったのはDUXインクボトルシャープナーの替刃に取り換えてからです。
替刃を取り換える前は芯も軸もきれいに削れていたんですけどね~。
替刃は同じ売り場に置いてあったものを購入。
替刃部分のネジを調節しても、取り換え前の削りあがりに復活することはありませんでした。
DUXインクボトルシャープナーで削った鉛筆は、芯の先がねじり切れて斜めになってしまってます。軸もボロッとしていて、無駄削りが多い。
文字を書くには使いづらくてもうダメだな~、せっかく気に入ってたのに残念、とか思ってたんですね。とてもじゃないけど、色鉛筆は削れないだろうと……
ところがー!!!
予想を裏切って、色鉛筆はきれいに削れた(笑)
しかもピンピンに削れてる。
えーー!!なんでぇ???
理由はわからないのです。
色鉛筆、3B、4B、F鉛筆は芯、軸ともにきれいに削れて、
HB鉛筆は全滅、
家じゅうのHB鉛筆10本くらい削ってみたけど、どれもダメ。
特にぺんてるのTUFF(廃盤品)は削るとき、バキバキッ!て……軸が割れる音が。
なんだかわからないけれど、色鉛筆を含め軟質の鉛筆は削れるようです。
削ってるときの感触から、無駄削りが多そうなのが気になるところ。
一旦、処分するのは止めて、他に持ってるシャープナーと削り比較してみることにしました。
軟質も硬質も
削れなかった鉛筆削り
DUXインクボトルシャープナーは軟質が削れることが判明。
もうひとつ削れない鉛筆削りがありまして、それがこちら、ステッドラー2穴シャープナーの鉛筆用のほう。
何を削ってもボロボロになったり、折れたりで満足に削れません。
上の画像では斜めに見えないかもしれませんが芯先がきれいな円錐にならず、斜めに欠けてしまうんです。
コスミック出版の色鉛筆を折りまくったのはこのシャープナーでした。
試しに無印の色鉛筆やステッドラーエルゴソフトも削ってみたけどボロボロになりまして、うちの鉛筆たちとは相性が悪かったようです。
ただし、こちらもきれいに削れる鉛筆がありました。
それは……
ステッドラーテキストサーファードライ(蛍光鉛筆)はきれいに削り上げました。
太軸用の穴で削るときれいに削れるんです。
中途半端だな
塗り絵で使ったときは活躍したんだよ
テキストサーファードライは蛍光色鉛筆として普段使ってるんだけど、とがらせておく必要はなくて……こっちのシャープナーはポイッするかなぁ。
おわりに
今回紹介したシャープナーの他にも、色鉛筆のメーカーによって削りあがりにわずかな違いがでるものもありました。使えないほどボロボロになるわけでもないので、使う鉛筆に合わせて使い分けています。
購入するときは試し削りができないので、買ってみて使いたい鉛筆が削れなかったとなるとショックですよね。
レビューを参考にする場合は、自分が使いたいのと同じ鉛筆(色鉛筆)がきれいに削れているかを合わせて確認したほうがよさそうです。
わたしの手持ちシャープナー(現在12種類)で所持している色鉛筆を使って検証していくのもありなんですが、全部は大変なので(汗)もし要望があればSNSかメールででもお問い合わせください。
その前に手持ちシャープナーの一覧でも作らないと