わが家では季節の変わり目の換毛期はもちろん、年中ほぼ毎日猫たちのブラッシングをしています。
短毛種の猫たちだけだった頃は、週に1度くらいのブラッシングでも事足りていました。
ところが、中長毛種のラグドールが2匹いるとそうもいかず。
ブラッシングをちょっとさぼると……
モフ毛が床の上をフワフワ飛んでまわり~、
けりぐるみなどの猫おもちゃもモフ毛だらけ~、
猫の飲み水のなかにもモフ毛がぷかぷか~、
結果、わたしのくしゃみ連発の流れにいきつきます。
モフ毛ワールド恐ろしや~
くしゃみ連発するほど積もるのは換毛期くらいなものだけど、毎日もっと気軽にブラッシングができるよう、お手入れの道具置き場を猫部屋からリビングへ移してみました。
2年間続けてみて「これなら続けられる」と実感したのでご紹介しますね。
猫のお手入れ道具と
置き場所
すぐ手に取りたい猫のお手入れ道具
- 爪切り
- ブラッシング用コーム
- ノミ取りコーム(口まわり用)
- 小さなハサミ
- ミニバリカン
バリカンをのぞいて、どの道具も必要なときサッと手に取りたいものばかり。
バリカンを使うのは数か月に1度くらい。
いつもは使わないから猫部屋においていてもよいのだけど、バリカンの存在に慣れてもらうため、同じ場所に置くことにしました。
お手入れ道具の置き場所
お手入れの道具は、リビングのいつもわたしが座っているソファの横に置いてます。
猫たちがよくいる場所で、
ソファに腰かけたままですぐに手に取れる位置でもあります。
オットマンを改造してできた隙間に置いてスタンバイ。
膝の上で猫たちがうたた寝をはじめたら、そうっと爪切りに手を伸ばし作業開始。
ウトウトしているときは爪を切っても、あまり抵抗されないの。1~2本切ったらおしまいにしてゆっくり寝かせてあげてるよ
もし猫たちの目が覚めてしまったら、コームに持ちかえてブラッシングタイムへ。
ブラッシングが大好きな猫たち。
うたた寝から覚めてもこれはこれで嬉しそうなんですよ~。
そうやって、うまいことごまかすんだね
これまでは、ブラシやお手入れ道具などの猫グッズはひとまとめにして 、猫のごはん置き場(猫部屋)に置いていました。
わが家の場合、人が猫部屋にいるのは猫が食事をとるときぐらい。
「よし!ブラッシングするぞ」
と思ったとき、手元に道具がないと後回しにしてしまいがち。そのまま他の用事を済ませている間にうっかり忘れて
「まぁ、明日すればいっか~」
となってしまうこともしばしば。
現在のソファの位置に移してからは、しようと思ったらすぐにブラッシングを始められるようになりました。
うっかり~がなくなったよ!
置き場所って大切なんだね
道具置き場の
改造オットマン
オットマンはソファとセットで購入したもの。
ソファに腰かけたときに足を伸ばせるように、というよりかは、2人掛けソファに寝転んだとき足が飛び出さないようにするために使っていました。
いつも猫たちに占拠されてましたけどね~。
猫たちをよけて足を置かせてもらう、みたいな使い方でした。
くつろいでるにゃんこにイヤーな顔されるんだよね~
ソファを買い換えたとき、オットマンは残しておいて改造することに。
はじめからついていたクッションを取り除いた代わりに、猫カゴを置いて、できた隙間に道具を並べてみたけど……バラバラ感が悪目立ちしてイマイチ。
そこで、以前の家で使っていたキルティングマットを折りたたんで、使い古したくたくたのリネンのシーツでくるんで置いてみたところ、厚みも幅もぴったりサイズ!
縫わずに包んでるだけだから、すぐに外して洗えるし、取り替えも楽ちん
ぱっと見では猫のお手入れ道具は見えず、違和感なく置けるので気に入りました。
何度も洗濯を繰り返してできるリネンのやわらかな肌触りは、肉球にも気持ちよさそうです。
おわりに
よくお片付けの本に「道具はそれを使う場所にしまうのが基本」とありますが、まったくその通り。
猫の食事の後にお手入れをする習慣なら、猫のご飯セットのそばに置いておくのがよいのでしょう。
わが家では、猫たちがリビングでくつろいでいるときにお手入れをすることが多いため、リビングに置いておくのが正解でした。
「もっと猫にブラシをかけてあげたいけど続かない」というときは、道具を置く場所を見直してみることをおすすめします。
撮影するためにコームをだしたものだから、すっかりブラッシングしてもらうモードのラビ。
カチャカチャと音がして、すっ飛んできたブラッシング大好きっ子なファム。