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ワクワクが止まらないコヒノールのマジックペンシル【レビュー】

『世界一周塗り絵の旅』を進めながら、ちょっと寄り道いろいろのうちのひとつがコレ。

チェコの文具メーカーKOH-I-NOOR(コヒノール)のマジックマーブルペンシル です。

並んでいるのを見ているだけでもワクワク楽しくなってきちゃいますね!

マジックペンシルをマーカーやメッセージを書くのに使っている方も多いのではないでしょうか。

こちらのマジックマーブルペンシル、塗り絵に使えるか試してみました


マジックマーブルペンシルの
色合い

コヒノールマジックペンシルのカラーチャート
コヒノールマジックマーブルペンシルのカラーチャート

カラーチャートを見ながら選ぶより、出たとこ勝負!みたいな使い方が楽しい。

レギュラー、ファイヤー、トロピカーナ、アメリカン、ネオンなどのマジックペンシルとは違う色合い。

マジックマーブルペンシルは文字を書いて使うだけでなく、塗り絵でも使いやすい同系3色の組み合わせが多めのセット。

全体的に落ち着いた大人っぽい色合わせがいい感じです。

黄色を含む配合が多く、次いでオレンジ。

紫や茶系のものは少ないです。


マジックマーブルペンシル用
鉛筆削り

コヒノールのマジックペンシルと鉛筆削りが置かれている
太軸のマジックペンシルに合う鉛筆削りは?

マーブルペンシルは三角軸で、マジックペンシルは六角軸。

色の組み合わせだけでなく、形状も違うんです。

マジックペンシルと同じくマーブルペンシルも軸が太いので普通の鉛筆削り(径8㎜)が使えません。

コヒノール社製の太軸用シャープナーでないときれいに削れないようです。

一緒に購入するのを忘れていたので、手持ちのもので何とかならないか試してみたのですが……ステッドラー 2穴シャープナー(径10.2㎜) には先っぽしか入らず。

DUX ダブルシャープナー(径11㎜)はぎりぎり入るけれどスルスルとはいかず、いびつな削りあがり……がーん。

あーだこーだ試して、三角軸の角部分をカッターで軽く削れば、DUXダブルシャープナーでもきれいに削れるようになるのを発見!

写真の色鉛筆はカッターで凸部分を削ってから、シャープナーを使っています。

ちなみに、カッターでマーブルペンシルを削ってみたんですけど、芯先がポロポロ折れてしまってうまく削れませんでした。

硬質の色鉛筆をカッターで削っていてもポロポロ折れるなんてことはなかったので、力加減が下手っぴなのだと思います。あまりにポロポロ折れてもったいなくて、カッターで削るのは諦めてシャープナーを使うことにしました。


マジックマーブルペンシルで
試し塗り

コヒノールマジックマーブルペンシルで花の線図の試し塗りをしている
マジックマーブルペンシルでお花の試し塗り

試し塗りに使ったのは「ひみつの花園」のカバー裏に印刷されている図案をスケッチブックにコピーしたもの。

日本で出版されている塗り絵本より少しざらざらしていて、薄めの紙質です。

カラーチャートだけではわかりにくい、混色の試し塗り用にコピーしたものを何枚か用意してます。

ジョハンナさんの図案は細かいけれど、シンプルなのでこういった試し塗りするのにぴったり。思いがけず上手に塗れたら飾るのもよいかな~。

今回の試し塗りは面を塗りつぶす塗り方で

くるくると軸を回しながら塗ると3色が混じったような色になるのだけど、1色ずつ重ねて塗った混色とは違う見え方になるのが面白い。

濃くべた塗りにするのと薄くグラデーションをかけながら塗るのとでも色が全然違う。

ある程度塗る色をコントロールもできるので、2本(6色)以上の色を合わせて塗り重ねることもできます。

マーブルペンシルを使ってきれいに塗るコツは、はじめはごくごく薄く色をのせて、徐々にペンを回しながら色を足していくことです。

いきなり強く塗ると塗りムラができやすいです。

https://etoko.net/wp-content/uploads/2019/04/etoko.png
エトコ

ブレンダーを使う前提で作られているのかも

そのまま塗ると濁りが気になるものも


覚え書き

ここからはマジックマーブルペンシルの走り書きメモです。

使っていくうちに気づいたことがあれば、追記していきます。

  • 塗り心地はカサカサしてるけど芯は少し柔らかめ。
  • 混色は粗めに見えてきれいではないが、ブレンダーを使うと滑らかになる。
  • 混色したとき、各色が混ざらないで存在しているところが味だと思う。
    ポリクロモスのような色を作る混色とは違う。
    (例)ブルーにイエローを重ねてグリーンを作れるのがポリクロモス、遠くから見ればグリーンに見えるが近くで見るとイエローとブルーが分かれて見えるのがマーブルペンシル。
  • オレンジ系は色の変化が大きいが、ピンクとブルーとイエローは色の変化がわかりにくいものがある。
  • ピンク、イエローは色づきが薄いものがあって、ピンクとしては使いづらい。
  • 芯先を多めに出して削ったペンシルで、寝かせ気味にして塗るといい具合ににグラデーションがでる。
  • 尖らせたペンシルで立てて塗ると単色塗りでの変化がわかりやすい。(が、力が強いと簡単に欠ける)
  • とても美しい軸なのでプレゼントにもおすすめ
  • プレゼントにするなら鉛筆削りもセットにしたほうがよい。
  • 【以下2017年1月追記】
  • 黄色が含まれるものは先に黄色を塗りすぎると上にほかの色がのらなくなるので注意がいる。
  • 黄・ピンク・赤の配合ものは赤がのりにくくなる。
  • ブレンダーの代わりにメイクチップで色をぼかしてもきれいにぼかせる。
  • メイクチップでぼかすのなら、塗ってすぐ粉が浮いているタイミングがよさそう。

硬い

コスミック出版おまけ色鉛筆
ダーウェントアーチスト
ユニ№880、無印色鉛筆
ユニ№888、KUM色鉛筆
マジックマーブルペンシル、ステッドラーエルゴソフト
カランダッシュパブロ
ファーバーカステルポリクロモス
ステッドラーカラト=ダーウェントウォーターカラー(ドライ使用では色により硬軟差あり)
ホルベインアーチスト
ダーウェントカラーソフト
ダーウェントパステルペンシル=ダーウェントドローイング

軟らかい